「あの日からジダンとは話していない」元イタリア代表マテラッツィが“伝説の頭突き事件”に言及「もう謝罪を求めてはいないし…」

 18年が過ぎ、顔を突き合わせて当時を振り返るのもやぶさかではないという。ただ、相手がどう感じるかは別の話だろう。

 元イタリア代表DFのマルコ・マテラッツィが、2006年のドイツ・ワールドカップ決勝で頭突きを見舞われた元フランス代表のジネディーヌ・ジダンについて言及した。接点はまったくないとしつつ、機会があれば話すと述べている。

 当時世界最高級の選手で、大会後の現役引退が決まっていたジダンは、延長戦でマテラッツィの胸に頭突きを見舞って退場となった。試合はタイスコアのまま終了し、PK戦の末にイタリアが優勝。チームの顔を失ったフランスは涙をのんだ。
【動画】全世界が騒然としたジダンの頭突き
 マテラッツィは今回、『LuckyBlock.com』のインタビューで「あの日からジダンとは話していない。以前も以後も、彼とは話していないんだ。我々の間に関係はない」と話している。

「彼はレジェンドであり、私は選手として、監督としての彼をとても尊敬している。チャンピオンズ・リーグで3連覇を果たした。もう謝罪を求めてはいないし、何年も経った今なら、喜んで彼と話すだろう。問題はないだろうね」

 マテラッツィは何度かジダンとの“交流”に言及してきたが、ジダンから同様の声は聞こえてこない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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