文句なしの受賞だ。
現地11月21日、メジャーリーグの両リーグMVPが発表され、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がナショナル・リーグ部門で満票選出され、2年連続3度目の受賞となった。指名打者に専念した選手での受賞はメジャー史上初めての快挙で、真美子夫人と愛犬デコピンら家族一緒にMVP受賞の喜びを分かち合った。
文字通り、異次元な数値で3度目の栄誉を手中に収めた。ドジャース移籍1年目の今シーズンは右肘手術の影響で打者に専念し、打率.310(リーグ2位)、54本塁打(同1位)、130打点(同1位)、59盗塁(同2位)、OPS1.036(同1位)を挙げて本塁打と打点のリーグ二冠王に輝き、史上初となる「50本塁打-50盗塁」の偉業を達成した。
MLB記者のサラ・ラングス氏によると、1931年に全米野球記者協会(BBWAA)が投票を開始して以来、満場一致でのMVP受賞は過去23回。2000年以降では、大谷が過去最多(2021、23、24年)を受賞していると報告。2002年のバリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)、2014年のマイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)、2015年のブライス・ハーパー(ワシントン・ナショナルズ)ら歴代のスーパースターが名を連ねるなかで、日本人スターの近年の活躍は群を抜いている。
球界に伝説を刻み続ける大谷。来季は二刀流復活を視野に入れており、さらなる偉業達成に期待がかかる。
構成●THE DIGEST編集部
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