「ツイステ」のアニメ化や「呪術廻戦」監督の完全新作など続々!ディズニープラスで配信される日本作品のラインナップが一挙発表

2日間にわたってシンガポールのマリーナベイ・サンズにて開催された「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC2024」。マーベル、ディズニー、ピクサー、ルーカスフィルム、ウォルト・ディズニー・アニメーション、20世紀スタジオ、FXの今後の作品や、APACコンテンツおよび2025年以降にディズニープラスで配信予定の作品について紹介が行われた。本稿では、イベントで解禁された今後ディズニープラスにて配信される日本の作品について、そのラインナップを一挙にチェックしていこう!

■「ツイステ」アニメ化プロジェクトが始動!「呪術廻戦」の監督の渾身作も!

●「ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション」

ディズニー作品に登場するヴィランズの魅力にインスパイアされたキャラクターたちが織りなす、学園アドベンチャーゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」のアニメーション化プロジェクトが、2025年についに動きだす。


「ディズニー ツイステッドワンダーランド」のアニメーション化プロジェクトも始動 / [c]2025 DISNEY ENTERPRISES, INC.ディズニープラスで2025年10月より独占配信

「黒執事」の枢やなが原案・メインシナリオ・キャラクターデザインを務め、魔法士養成学校を舞台にした作り込まれた世界観で多くのファンを魅了してきた本コンテンツ。コミックをベースに、シーズン1「エピソード オブ ハーツラビュル」、シーズン2「エピソード オブ サバナクロー」、シーズン3「エピソード オブ オクタヴィネル」の製作が決定しており、そのシーズン1が2025年10月よりディズニープラスにて独占配信となる。

●「BULLET/BULLET」

「呪術廻戦」のテレビシリーズ第1期と劇場版を手掛けた朴性厚監督が、10年の構想を経て生みだした完全新作オリジナルアニメーション「BULLET/BULLET」は、ディズニープラス「スター」にて2025年夏より独占配信開始。

シリーズ構成と脚本は金田一士、キャラクターデザインは吉松孝博が担当。さらにコンセプト・メカニックデザインを天神英貴、カーアクションディレクターを三沢伸が務めるなど、錚々たるスタッフが参加。ティザービジュアルには荒野を疾走するオンボロのクラシックカーと、登場人物たちの姿が。さらに超特報映像にはド派手なカーアクションの一端が。続報に乞うご期待!

●「キャッツ・アイ」

言わずと知れた北条司の伝説的コミックが、完全新作としてシリーズアニメ化される「キャッツ・アイ」。ディズニープラス「スター」で2025年に独占配信決定と合わせて、Adoが歌唱を務めた名曲「CAT’S EYE」を使用したSpecial Teaser Movieが解禁された。

喫茶キャッツアイのオーナーである美人三姉妹の瞳、泪、愛が、怪盗キャッツアイとしてクールに夜を駆けて世間を騒がし、華麗なアクションや刑事とのスリリングな恋を展開するラブコメディ作品として、日本のみならずアジアや欧米でも強い人気を誇る「キャッツ・アイ」。アニメ化や実写化もされてきたこの超人気作が、誕生から40年以上の時を経てどのように生まれ変わるのか。

■講談社の人気コミックのアニメ化作品もディズニープラスで!

●「メダリスト」

2020年に「月刊アフタヌーン」で連載がスタートし、数々の漫画賞を受賞してきたつるまいかだの同名コミックをアニメ化した「メダリスト」。⼭本靖が監督を務め、シリーズ構成と脚本は花⽥⼗輝が担当。ディズニープラス「スター」で、2025年1月より配信開始となる。

スケーターとして挫折した青年・明浦路司(大塚剛央)が出会ったのは、フィギュアスケートの世界に憧れを抱く少女・結束いのり(春瀬なつみ)。リンクへの執念を秘めたいのりに突き動かされ、司は自らコーチを引き受けることに。そして次第に才能を開花させていくいのりと、指導者として成長していく司。2人は栄光の“メダリスト”を目指し邁進していく。

●「戦隊大失格」2nd season

春場ねぎによる異色ヒーローコミックをアニメ化し、2024年に大きな話題を集めた「戦隊大失格」。その2nd seasonが、ディズニープラス「スター」で2025年4月より全話見放題で独占配信される。

13年前に突如として始まった、怪人と竜神戦隊ドラゴンキーパー(大戦隊)との地球の存亡をかけた戦いは、すべてヤラセの茶番劇だった!アジトは陥落、怪人幹部も全滅し、残った下っ端戦闘員ダスターズは秘密の協定を守り続ける日々。この負け続けの人生に嫌気がさした戦闘員Dは、大戦隊に反旗を翻す。2nd seasonでは、新たな標的を定めた戦闘員Dの反逆が始まる!

●「ワンダンス」

先ごろ行われたパリ五輪で注目を集めた競技“ブレイキン”を題材に、ストリートダンスに没頭する高校生の青春模様を描いた珈琲の同名コミックをアニメ化した「ワンダンス」は、ディズニープラス「スター」で2025年SVOD独占配信。


話題の“ブレイキン”を題材にしたダンス×恋愛の青春物語「ワンダンス」 / [c]珈琲・講談社/ワンダンス製作委員会ディズニープラス「スター」で2025年 SVOD独占配信

自分の気持ちをうまく表現できない吃音症の高校生の小谷花木が、人目を気にせずダンスに没頭する同級生の湾田光莉に惹き込まれ、言葉の要らない“フリースタイル”なダンス表現に挑んでいく。マッドハウスとサイクロングラフィックスがタッグを組み、BTSなどの振付けを担当した世界的ダンサーのRIEHATAがダンスプロデューサーを務めた本作。アニメーションでどんなダンスが描かれるのか注目だ!

■松田元太がステージにサプライズ登壇!

●「ガンニバル」シーズン2

累計発行部数370万部を突破した二宮正明の同名コミックを柳楽優弥主演で実写化し、2022年の年末から配信されるや否や大きな話題を集めたディズニープラス「スター」オリジナルシリーズ「ガンニバル」。APACの実写作品として初めてシーズン継続され、最終章となるシーズン2が2025年3月19日(水)より配信決定となった。


イベントには柳楽優弥&笠松将が登壇! / [c] 2024 Disney and its related entities
●「旅するSnow Man」(仮)

唯一のバラエティ番組からのラインナップとなったのは、9人組グループのSnow Manによる旅バラエティー番組「旅するSnow Man」(仮)だ。日本テレビとウォルト・ディズニー・ジャパンの戦略的協業の一環として、日本テレビ系列で放送されるほかディズニープラスやHuluなどでも配信される。


SnowManの旅バラエティ番組がディズニープラスで配信となる / [c] 2024 Disney and its related entities

ディズニープラスでは日本発のドラマやアニメに加え、今後は日本のバラエティコンテンツも積極的に提供しラインアップの拡充を行われるとのこと。ディズニープラス初となる日本発のアンスクリプテッド(台本のない)ショーとして、同番組は超多忙な日常を離れたSnow Manのメンバーたちが、普段では話せないような本音や夢を語り合いながら、素の姿で思いのままに旅を楽しんでいくというコンセプトになっている。


2025年以降も、ディズニーのラインナップから目が離せない! / [c] 2024 Disney and its related entities

またラインナップ発表が行われるステージには、『ライオン・キング:ムファサ』でタカ役の日本語吹替えを務めた松田元太(Travis Japan)もサプライズ登壇。ディズニー作品初参加&声優初挑戦となることについて英語でスピーチを行い、「とてもマジカルな経験でした。たくさんの方に愛を届けられるとうれしいです」と喜びを語っていた。


英語でスピーチを行った松田元太 / [c] 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」ではほかにも、2025年以降に劇場公開や配信されるディズニーの各ブランドの作品情報が続々発表となっている。そのなかで完全オリジナル作品から超人気コンテンツまで、豪華ラインナップがそろった日本の作品。どれも世界から大きな注目を集めること間違いなしだ!

文/久保田 和馬

※「キャッツ・アイ」の“・”はハートマークが正式表記