ガストが初挑戦するフレンチのコースを食べてみた / ウマさとコスパと非日常感がある絶妙な仕上がり

・メイン

そしてこちらが待望のメイン。ビーフ100%ハンバーグだ! 

おや、この紫のはなんだ?

卵の赤ワインマリネ……!! なるほど、卵を赤ワインでやると、こんな紫になるのか。初めて食べるタイプの卵料理だ。面白いなぁ。

主役のハンバーグはこんな感じ。ガストで出るハンバーグの美味さと安定感については、今さら特に言うこともあるまい。最も身近で、最もコスト対クオリティ比が優れたハンバーグのうちの1つだと思う。

この肉厚ジューシーなハンバーグをソースや卵に絡めて食べる。満足度は非常に高いぞ! この卵はビジュアルの面白さだけでなく、味も特徴的かつ食べたことのないタイプ。美味さに加えて、興味深さもあった。

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・デザート

デザートはブランマンジェプラリネ。とてもモッチリした、甘くナッツが香るババロアみたいなそういうやつ。ウマいので単品でもお勧めだ。

ということで、ガスト初の試みとなるフレンチのコース。実際に食べてみたところ、約2000円というコスパを考えると、とてもよくできているのではないかと思う。

それぞれ単品でオーダー可能なのも武器となりそうだ。コースではなくなるが、その自由さはファミレスの強みだろう。

美味いのはもちろんのこと、紫の卵のような滅多に見ない一品がさりげなく入っているのも、非日常感があっていい。定期的に内容を変えて続けてくれたら、さらに新しい世界が開けるのではないかと感じた。

参考リンク:ガスト

執筆:江川資具

Photo:RocketNews24.