横浜の新監督が正式に決まりそうだ。イギリスメディア『Mirror』などが報じている。
同メディアは「ガレス・サウスゲイトの信頼できる盟友がマンチェスター・シティ所有のクラブに二度目の監督就任」と見出しを打った記事で、「スティーブ・ホランドはガレス・サウスゲイト監督の指揮下を離れ、日本の横浜F・マリノスの監督に就任する準備が整った」と記す。
ホランドは今夏にイングランド代表監督を退任したサウスゲイトと共に8年間、スリーライオンズのコーチを務め、EUROで二度の決勝進出、ワールドカップの4強入りに貢献した。
またチェルシーでもコーチ経験があり、ヴィラス・ボアス、ロベルト・ディ・マッテオ、ラファエル・ベニテス、ジョゼ・モウリーニョ、フース・ヒディンク、アントニオ・コンテのもとで実績を積んだ。
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監督経験は一度だけで、2007年から08年までクルー・アレクサンドラで指揮を執っただけだが、かつてサウスゲイトは「彼はイングランドサッカー界、あるいはイングランドのコーチの中で最も成功した監督になるだろう。彼ほどの勝利を手にした人、クラブや国際レベルでの経験を持つ人を他に思い浮かばない。彼はトップクラスだ」と認めている。
『The Athletic』も「スティーブ・ホランドが、日本のトップチーム、横浜F・マリノスの監督に任命される予定だ」と報道。「マリノスは、7月に元リバプールとリーズ・ユナイテッドのフォワード、ハリー・キューウェルが解任されて以来、常任監督が不在で、オーストラリア人のジョン・ハッチンソンが暫定的な指揮官だ」と紹介する。
経験豊富な54歳が、新たにトリコロールを率いることになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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