上海公演ならではのスペシャルな新喜劇!
休憩を挟んで、いよいよ新喜劇がスタート。上海の劇場にお馴染みの新喜劇のテーマが響きます。タイトルは「アーっと驚きの落書き!?」。上海でも新喜劇でお馴染みのうどん屋台を舞台にストーリーが展開します。
お金に困ったうどん屋台の女主人を助けようと、以前貧乏な時代に常連だった人気現代アーティストがこっそり屋台に作品を描くというプレゼントをします。売れば大金持ちになれますが、思い出の屋台を売る気はないと女主人。そこに疎遠だった女主人の息子とどことなく怪しいその彼女が登場し……。女主人を助けようと時に暴走気味に奮闘する小学生(酒井)や座員演じる近所の面々、詐欺師たちとのドタバタの行方は……というもの。
上海公演ということで、劇中にもさまざまなスペシャルが。まず、最初の出演者紹介の字幕で「もじゃ吉田」が「巻毛吉田」に。ほかにも上海の名所やグルメなどをセリフに盛り込んでいたほか、警官役の住吉大和がヌンチャクを、松浦が「劉徳華Andy lau」のヒット曲「恭喜發財Gong xi Fa Cai」」をギターで披露、さらに森田展義のセリフが中国語になっていたり、酒井の使っているSNSサービスがウエイボーなど、上海のネタが登場するたび、会場は盛り上がります。酒井、森田らが「上海ラブ〜!」と声を上げるシーンでは、会場からも拍手が起こっていました。
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また上海、呼んでな〜!
ラストには出演者全員がカーテンコールに登場。藤崎マーケットは「初めて来させてもらったんですけど、ラララライ体操ではエクササイズではない別の汗が出ました、上海に捨てて帰りたいと思います」とひとボケ。去年も来させてもらって、今回はまた新しいネタをやらせてもらったと話したのは、しずる。今回のネタは“ゴリラを食べる”の一言で喜んでもらえるか心配だったと明かしつつ、笑いと歓声があったことで上海の人の感性は素晴らしいと思った、と話します。そして今日KAƵMAが上海の理髪店で髪を切ったことを明かすと、会場からは拍手が起こりました。
もりやすバンバンビガロは中国語を覚えてやったものの「リハーサルのときにしゃべったら何を言ってるんだ、と言われた」と笑わせ「本番で伝わってよかったです」と安堵の表情。
アキナは山名が「僕も今日ここに来る前に散髪に行きました」と明かしますが、ややスベり(!?)。
秋山は月曜からしずるとステージに立っていたと話すと、藤崎にあれくらいではまだまだと伝え「僕らはやってるときお客さんいないかと思った」と振り返りました。テンダラーはこの日のためにスーツを作ってきたと話すと「明日もステージあるので着ます、そして終わったらもう捨てます」と笑わせました。
酒井は2019年にも来させていただいたと話すと、劇中にフェスかなってくらい松浦さんの曲をみんなで歌うシーンがありまして、そのおかげで1つになれたかなと振り返ると、松浦は中国で春節のときにみんなで歌う曲、と説明。酒井から松浦が日本の中華料理店で練習したことが明かされると、もう一度歌を披露、会場が一体となりました。
そして記念撮影タイムでは、まず観客がステージを撮影。そのあと出演者が会場をバックに記念撮影を行いました。最後に酒井は「本当にみなさん、ありがとうございました! また上海呼んでな〜!」とアピール。公演は終了しました。