皆さんは日頃、“頭皮ケア”していますか? 株式会社アイスタイルが発表している「@cosme ベストコスメアワード2024年上半期トレンド予測」にて、「美髪課金」がトレンドキーワードとして発表されました。同社によると、職場での髪型・髪色の自由化の動 きが拡大し、男女・年齢を問わずハイトーンカラーに挑戦する人が増えている傾向に。その一方で、 自由な髪色・髪型を楽しむとともに、髪のダメージケアに手間やお金をかける“美髪課金”が大きな動きをみせると予測しています。
同じく「@cosme ベストコスメアワード」の過去受賞商品をみると、コロナ禍の2020~2021年頃を境 に、アウトバスケア商品や髪のUVケア、頭皮クレンザーなど、髪や頭皮ケアのプラスワンアイテムが次々と登場しています。また、頭皮ブラシや育毛美容液など男女問わず使用できるアイテムもヒット。各誌のベストコスメを受賞し、注目を集めています。
また、『ホットペッパービューティーアカデミー』の調査によると、男女の「ヘッドスパ・ドライスパ」の利用率が2年連続で増加し、男性は前年から7.2ポイント増加しているなど、 男女ともに頭皮のケアへの関心が高まっていると考えられています。
セルフケア意向が頭皮ケア市場の増加に影響
頭皮ケアの市場規模は世界的に拡大が続いており、今後も伸⾧していくと予想されています。頭皮ケアを含むヘアケア・スカルプケアの世界市場規模は継続的に拡大。2023年には981億米ドルに達し、2021年から2028年にかけては、CAGR(年平均成⾧率)6.73%で成⾧するとの見方に。頭皮ケアに対する消費者の関心が高まる中で、効果や安全性、美容の観点から新しい製品が増加してきたことが、市場成⾧の要因となっていると予測されています。(出典:グローバルインフォメーション)
国内の女性用頭皮ケアの販売金額は2014年から増加傾向にあり、コロナ禍を機に市場が拡大。2023年の販売金額は2020年比で約1.7倍に。コロナ禍とその暮らしのなかで、多くの方が「自分の心と身体にしっかり向き合いたい。大切にしたい」といった意識が高まり、セルフケア意向が定着したと考えられます。筆者も日々のシャンプーでスカルプブラシを使い、ドライヤー前には頭皮ローションをシュッシュ。時々サロンでヘッドスパを行っています。頭皮の健康のためはもちろんリラックスにもなるので欠かせないんですよね。
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髪の毛のためだけではなく美肌やリフトアップのために
花王株式会社による、全国の20-69歳の男性を対象に「頭皮ケア」に関する意識調査では、現在「頭皮ケア」を行っているか調査したところ、“行っている”と回答した方は26.1%となり、年代別の頭皮ケア実施率の調査では、50代~60代よりも20代~40代の実施率の方が高いことが分かりました。20代~40代 の頭皮ケア実施率が高い要因としては、頭皮ケア=将来に向けたものという意識があると推測されます。
頭皮ケアを行っている・行いたい目的については、全体で「抜け毛を防ぐため」が50.8%でトップとなりました。「発毛のため」が30代で急増し、30代で頭皮ケアの意識が変わることもうかがえます。 20代では20.3%が「美肌のため」、13.6%が「顔のリフトアップのため」と回答し、多世代よりも美容目的が比 較的高いことがわかりました。
実施している頭皮ケアは「頭皮マッサージ」(47.6%)、「頭皮ケア系シャンプーの使用」(47.1%)が約半数。 手軽で比較的費用をかけずに行えるケアが支持を集めました。60代は半数以上が「育毛剤の使用」(53.1%) をしていることがわかりました。20代は「頭皮ケアブラシの使用」(20.9%)、「頭皮エッセンス・頭皮美容 液の使用」(18.7%)、「頭皮ケア機能のあるドライヤーの使用」(20.9%)など機能性アイテムへの回答が トップとなり、頭皮ケアへの感度の高さがうかがえます。