「弱小国なのに...」躍進インドネシアに母国メディアは得意げ。ポット6でもC組3位。ただ「大きなアドバンテージはない」と危機感も【W杯最終予選】

 北中米ワールドカップ・アジア最終予選の組分け抽選では、一番下のポット6だったインドネシア代表が、森保ジャパンと同居するグループCで奮闘している。

 第6節を終えて1勝3分2敗。勝点6で3位につけている。母国メディア『CNN Indonesia』は「弱小国であるにもかかわらず、猛々しい姿を見せて相手を驚かせている」と称える。

「3位ではあるが、インドネシア代表チームはポット6の国としては最高順位にいることになる。同じくポット6の北朝鮮はグループAの最下位で、クウェートはグループBの5位。ポット5のキルギス、中国、パレスチナよりもさらに優れている。キルギスはグループAの5位、パレスチナはグループBの最下位だからだ」
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 それでも、同メディアは少なからず危機感も抱いている。

「ポット6と5の中で最も素晴らしい結果だが、偉そうにはできない。3位とはいえ、追撃チームに対して大きなアドバンテージを持っているわけではない。グループCでは3位から6位までの4チームが同じ勝点6。インドネシアが3位にいるのは、バーレーンや中国よりも得失点差で優れており、サウジアラビアよりも得点数が高いためだ」

 勝点16で断トツの日本ほか、2位のオーストラリアは勝点7で、2位から6位は大混戦のグループC。インドネシアは来年3月に再開される最終予選で、オーストラリアとアウェーで対戦し、ホームでバーレーンを迎え撃つ。

 記事は「インドネシアがこの2試合で好成績を収めることができれば、2026年ワールドカップ出場権獲得は、さらに現実味を帯びてくるだろう」と締めくくった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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