■GO羽鳥:レズ インフィニット(Rez Infinite) PSVRでプレイ
人生で最もハマり倒したゲームはメガドライブ版の『SPEED BALL2(スピードボール2)』であるが、人生で最も衝撃を受けたゲームはPSVR(PlayStation VR)で出会った『Rez Infinite』において他にない。
内容的には3Dのシューティングゲーム。しかしそれは “ゲーム” というより “実体験(リアル)” であり、私は完全に『Rez』の世界の中にいた。何を言っているのか意味不明かもしれないが、そうとしか表現できない。
言ってみれば「夢の中にいるような体験」というか。別世界(別次元)に行ってしまったかのような。これを体験できただけでも高価なハードを買った甲斐があったと本気で思うし、いまだにVR作品の最高峰なのではと思ったりもする。
あまりにも衝撃的な体験だったため、その後、別ハード版の『Rez Infinite』もプレイしたく、それ目的でOculus GO(Meta Quest)を購入したほど。集中したい時は仕事中も同ゲームのサントラを聴いたりもしている。
(広告の後にも続きます)
■和才雄一郎:スーパーマリオブラザーズ ファミコンでプレイ
あまりにも有名どころなので名前を挙げるのに躊躇(ちゅうちょ)したが、結局のところ手に入れてもっとも嬉しかったゲームは何かと聞かれたら即答で「スーパーマリオブラザーズ」になるだろう。
我が家の場合は父親がファミコンとスーパーマリオブラザーズのセットを唐突に買ってきて、小学1年生くらいだった私は喜びのあまり部屋の中でジャンプしまくった。
当時は「1日30分まで」というルールが決められていたが、その30分があまりに早く感じたのもいい思い出。
■Yoshio:バトルシップ ボードゲームでプレイ
サンディエゴに住む姉からオススメされ、現地で購入した「バトルシップ」。アメリカでは非常に有名なボードゲームなんだそう。一家に一台的な!?
遊び方は超簡単! 私の小学校低学年の子どもでも理解できるから安心して欲しい。まず将棋のように1対1で遊ぶ。プレイヤー同士が艦隊を隠し、相手の艦隊がどこに配置されているかを推測して沈めるゲームである。先に相手の配置した艦隊を沈めた方が勝ちとなるわけだ。
自分の艦隊をどこに配置するか、そして相手の艦隊はどこにあるかを推測するもので戦略ゲームとも言える。何度も同じ相手と勝負していると、相手のクセや行動パータンが浮き彫りとなっていき、それもとても面白い。
Amazonでも2500円前後で販売しているからぜひ年末などで遊んで欲しい。
(広告の後にも続きます)
■あひるねこ:ファイナルファンタジーX PS2でプレイ
世代的にFF7、8、9、10はすべて印象深いどころか、それらを中心に自分の世界が回っていた瞬間が確かにある。
中でもFF10の映像、特に水の表現を初めて見た時の衝撃と感動は筆舌に尽くしがたい。もう23年も前の話だが、とんでもないゲームが我が家においでなすったと震えたものだ。
水の表現だけなら映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022年)のCGの方が圧倒的に凄まじいが、それでも自分の中でのFF10の前では遥かに劣る。あの時代のFFと共に中学~高校を過ごせたことは大きな財産かもしれない。
以上の10作品である。皆さんが印象深いと感じた作品は挙がっていただろうか? 編集部メンバーが夢中でゲームを遊んだ時代から、すでに10~20年(もしくは30年?)経過して、テクノロジーは比べ物にならないほど進化している。この先、さらにゲームはどう進化していくのか? あの頃と変わらず、夢と感動と少しの挫折を味わわせてくれるものであることを願っている。
参考リンク:一般社団法人日本アミューズメント産業協会
執筆:佐藤英典
Photo・イラスト:Rocketnews24