野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のスーパーラウンド第２戦が11月22日、東京ドームで行なわれ、侍ジャパンはオープニングラウンドグループAを１位で通過したベネズエラ代表と対戦し9-6で勝利した。試合を大きく動かしたのは主将の一発だった。
【動画】主将・牧秀悟が放った豪快グランドスラム 初回から辰己涼介、森下翔太のタイムリーヒットなどで３点を先制した日本だったが、直後の２回に２点を献上。さらに６回に先発才木浩人から替わった２番手の井上温大が２ランHRを浴びるなどして3-5と逆転を許す。
しかしその裏の侍Jの攻撃で坂倉将吾のソロHR、２死満塁から栗原陵矢が四球を選び押し出しで同点に追いつく。なおも満塁で打席に立ったのは主将の牧秀悟。ボール球をひとつ見送っての２球目を振り抜き勝ち越しグランドスラムを東京ドームのレフトスタンドに運んだ。
この一打に解説の青木宣親は「すごい光景を見ましたね…この位置から。すごいですね、なかなか打てないですよ。初見ですからね、しかも。気持ちいいですね」と脱帽。佐々木主浩も「よく打つよね、この場面で…」と驚きを隠せない様子だった。
構成●THE DIGEST編集部
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