劇的進化を遂げたHONMAの「TWシリーズアイアン」を鹿又とふたりの女子プロがとことん試打!
今回は、軟鉄鍛造にこだわった3つの新作アイアンを試打してもらった。
軟鉄鍛造にこだわった三種の名器アイアン
鹿又 ドライバーの「TW767」は、ツアーモデルがアベレージ向けになるほど劇的な変化でしたが、アイアンの変化は?
鈴木 プロからの評価が高い「TWシリーズ」のよさを継承しながら、やさしさをプラスしました。
鹿又 林プロと吉川プロが「TW」のアイアンの気に入っているポイントはどこですか?
「とにかく顔とすわりがいい!1球目からナイスショットが打てます」 (林)
「難しいライからでも、これだけ顔とすわりがいいとナイスショットが打てますね」
林 私は顔とすわりです。TEAM HONMAに入って4年目になりますが、顔とすわりはずっといい。芝にポンと置いたときに目標を真っすぐ向いてくれます。今回の「Vx」も顔がよくて、1球目からナイスショットが打てました。「TOUR V」は抜けがいいし、打感も最高。ヘッドスピードが速い男性にピッタリですね。
「3モデルとも打感がグッド!前作より打球が高く上がります」 (吉川)
「前作の『Vx』よりも打球が高く上がるので、グリーンで止めるイメージが出ます」
吉川 私は打感が好きです。試合では「Vx」と「Px」のプロトタイプのコンボセットにしていますが、新作の「Vx」と「Px」も違和感がまったくないので、コンボセットで使いたいですね。
鈴木 今回のアイアンは3Fがコンセプト。3つのFはFACE(顔)、FEEL(打感)、FORGIVENESS(寛容性)です。
TWシリーズ初のL型カップフェースを採用
カップフェース構造にしたことでフェースの反発性能が高くなった「Px」。
ミスヒットしたときも飛距離ロスが少ない
鹿又 「Vx」は軟鉄鍛造アイアンですが「Px」はポケットキャビティ構造ですよね? どうやって軟鉄鍛造アイアンに近い打感にしたのでしょうか?
鈴木 「Px」はTWシリーズ初のL型カップフェースを採用して、ボールが当たる部分を偏肉化。ミスヒットにも強くしました。それでも打感のよさを出すために振動吸収エンブレムを組み合わせて、フィーリングを損なわない構造にしています。「Px」は前作よりロフトを大きくして、7番アイアンは30度。「Vx」も同じロフト設計にしているので、コンボセットが組みやすくなったと思います。
鹿又 もともと「Vx」は名器だといわれていましたが、今回は「Px」も「TOUR V」も完成度が高い。3タイプの名器がラインナップしましたね。
「絶妙なサイズ感と顔の美しさがHONMAの魅力。
ショートアイアンまで顔がそろっています」(鹿又)
「やっぱりHONMAのアイアンは顔が◎。ロフトが寝ている9番、PWまで構えやすいのが素晴らしいです」
「Vx」と「Px」はコンボセットもオススメ!
「Vx」も「Px」もわずかにグースが入っている。統一性があるので、コンボセットにしたときの顔の見た目に違和感がない
「新作はコンボセットが組みやすい。来シーズンからコンボセットを検討している女子プロも多いです」(鈴木)
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【T//WORLD Vx】飛距離・やさしさ・打感の3拍子
「Vx」は飛距離性能の高さ、やさしさ、打感のよさの3拍子がハイレベルでそろっている。新作では深重心化で重心角を大きくしたことで、さらにやさしさがアップしている。
SPEC
●ロフト角(♯7)/ 30度 ●ライ角(♯ 7)/ 61.5度
●重さ・バランス(♯ 7 /MODUS3 TOUR105・S)/約425g・D2
●シャフト/ N.S.PRO MODUS3 TOUR105 ほか
●価格(5本セット・♯ 6 ~ P) / 13万7500 円~