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日本テレビとフジテレビが、アイドルグループ『嵐』のコンサート中継権をめぐってバトルを展開している。

来年のゴールデンウイークに結成25周年コンサートを開催する利権にありつこうとしているのだ。

「視聴率的には20%超えは確実。現在、『STARTO ENTERTAINMENT』は放映権料として最低2億円を提示している。局にとっては大金ですが、やりくりすれば元が取れる」(芸能プロ関係者)

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そうした最中、飛び込んできたのが2局の決断。早くも3億円という中継権料を提示したのだという。

「先のMLBワールドシリーズ1試合分の放映権料です。日テレは2年分、フジは3年分の制作費を担保に、中継権料を獲得したいもよう」(大手広告代理店関係者)

日本テレビがフジテレビを一歩リード?

実は日テレとフジにはある勝算がある。

「広告料金もさることながら、配信系から数千万円規模の売り上げが見込めるんです。日テレはHulu、フジはFODの配信系でもコンテンツを流用できる。そのため出資金の回収はかなり早そうです」(制作関係者)

そうした中、有利に事を進めているのが日テレだ。

「櫻井翔を筆頭に相葉雅紀、二宮和也を番組で囲い込んでいます。櫻井には新たな情報番組、二宮と相葉はバラエティー番組などの司会を予定しているそうです」(事情通)

だが、最後のキーマンと言われているのがリーダーの大野だという。

「大野は沖縄で釣り三昧の日々を送っていて、その様子は半ば世捨て人のような生活なんです。一部で引退説も浮上しているが、それはあり得ない。嵐のファンクラブの会員数は300万人超え。休業中の今も、健気に年会費4000円を支払っており、その会費だけで年間約120億円以上です。大野はこの分け前をもらえなくなると生活できませんから…。いずれにせよ、大野は嵐のリーダー。彼の発言は無視できない」(事情通)

一本釣りはどっち?

「週刊実話」12月5・12日号より