富士フイルム「写ルンです」のレンズ越しに撮影した“幻想的な日常風景の動画”が、X(Twitter)に投稿されました。このポストは記事執筆時点で、1万3000件以上のいいねを集めています。
「写ルンです」のレンズで撮った映像があまりにも夢の中の日常すぎる pic.twitter.com/NBUdtJCkiq
— sai (@Imsai1212) October 29, 2024
「写ルンです」のレンズを装着
投稿者のsai(@Imsai1212)さんが用いたカメラはフルサイズミラーレスカメラの「SIGMA fp」。マウント変換アダプターを用いて、「写ルンです」のレンズを再利用したレンズ「Utulens」を装着させています。また、映像の色彩は編集ソフト「DaVinci Resolve」で補正をかけ、よりフィルムのような質感に近づけているそうです。
街中を撮影してみると……
映像は、日に照らされた街路樹や自分の足元、自動販売機の後ろに生えている大きな樹木などを捉えたもの。どれも日常でよく見掛ける光景ですが、肉眼で見たときと比べると全体的にノスタルジックな印象を受けます。
木々の隙間から見える青空や木漏れ日などの明るい部分はふんわりと柔らかい印象で、それが映像の“非日常感”を強めています。見慣れているはずなのに、幻想的な雰囲気をまとっている光景の数々にsaiさんは「あまりにも夢の中の日常すぎる」とコメントしています。
「夢のような映像」
撮影機材と色彩補正を組み合わせて生まれた不思議な光景には、「すごい雰囲気でてる…。被写体と空の境界があいまいでボケてるところとか確かに夢の中の風景だわ」「昭和の質感になってる」「見知らぬ『あの頃』だ」「新たに過去を作るという夢のような映像」「何でもないのにぐっとくる」「異世界感が凄いな」などの感想が寄せられました。
この他にも、saiさんは自身のX(Twitter/@Imsai1212)アカウントで、写真や映像に関する取り組みを発信しています。
「写ルンです」のレンズで撮った映像があまりにも夢の中の日常すぎる pic.twitter.com/NBUdtJCkiq
— sai (@Imsai1212) October 29, 2024
フィルムの空気感をデジタルで再現するためのカラーグレーディング https://t.co/wse7zT022C pic.twitter.com/9Z1QwIir3r
— sai (@Imsai1212) November 7, 2024
絵画をたった10秒見ただけで、”何か”を見たつもりになってしまうように、日常のきらめきも本当は見えているのに僕等は見過ごしてしまう。でもその瞬間を記録に収めていれば、忘れていた気持ちがふっと蘇る
空気を色に変換する写真を撮っています。 pic.twitter.com/dFqGxPlXvd
— sai (@Imsai1212) October 1, 2024
15万円の「デジタル写るんです」が本物すぎて眩しい pic.twitter.com/MQeHuDug84
— sai (@Imsai1212) October 28, 2024
画像提供:sai(@Imsai1212)さん