【WWE】オリジナルブラッドラインの5人目はパンク ウォーゲームズ戦でレインズらと共闘へ

 スマックダウンが現地時間22日、ユタ州ソルトレイクシティで行われ、CMパンクがローマン・レインズ率いるオリジナルブラッドラインと共闘し、ニューブラッドラインとのウォーゲームズ戦に出場することが決まった。

 新旧ブラッドライン対決によるウォーゲームズ戦を1週間後に控える中、この日、ソロ・シコア率いるニューブラッドラインがオープニングに登場した。怪獣ブロンソン・リードを5人目に迎え入れたシコアは「ウォーゲームズ戦まで1週間。このままだと俺たちの圧勝だぜ」と断言。レインズらオリジナルブラッドラインに「ローマン、会場に来たら、このリングで俺と対面しろ。そして降伏宣言をしろ。降伏したらお前とお前の仲間全員、俺を承認しろ」と理不尽にも要求した。

 対するレインズらオリジナルブラッドラインは5人目探しに苦慮しているのが現状。レインズはかつての右腕だったポール・ヘイメンを頼ろうとしたものの音信不通。苦肉の策としてジェイ・ウーソがコーディ・ローデスを候補に挙げたが、レインズは「二度も組むなんてありえない」と拒否。そして「もう誰もいらないだろ。この4人で十分だ。俺たちだけでやれる。やれなかったら死ぬまでだ。だが、死ぬときは一緒だ」と腹をくくった。

 その言葉通りレインズらオリジナルブラッドラインの面々はその後、シコアらニューブラッドラインの5人が待つリングへと向かった。するとシコアが「お前ら4人が俺のブラッドラインに加わったらWWEを何重年も支配できる。5人目が見つからないどころか、ワイズマン(ヘイメン)もいない。選択肢はない。降伏しろ。そして俺のチームに加われ。それとも4人全員ここで死ぬか?」と迫った。

 ここで「レディース・アンド・ジェントルマン」と聞き覚えのある声とフレーズが場内に流れた。現れたのはヘイメン。「ウォーゲームズで4対5はあり得ません。ワイズマンとして受け入れられません。試合は5対5です」と宣言した。

 するとヘイメンと旧知の間柄にあるパンクが現れた。パンクがリングに飛び込むと、両軍の大乱闘が幕開け。ウーソズがシコアにダブルトラースキックを見舞うと、レインズがスーパーマンパンチをさく裂。リードにもスーパーマンパンチを叩き込むと、ウーソズ、ゼインが3人同時のトペを発射。そしてレインズがロアにスピアー、パンクがタマにGTSを同時に決めると、二人はしばし向き合った。

 4対5の最悪の状況も想定されたオリジナルブラッドラインだが、頼もしい5人目が助っ人として加入。両軍ともメンバーがそろい、あとは全面対決で雌雄を決するのみとなった。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。