「0-4で負けたら、トッテナムを祝福するしかない」屈辱5連敗、マンC指揮官ペップが現実を受け止める「8年間いれば、遅かれ早かれ…」

 4連覇中の王者の面影はない。

 現地時間11月23日に開催されたプレミアリーグ第12節で、名将ジョゼップ・グアルディオラが率いるマンチェスター・シティは、トッテナムとホームで対戦。0-4で惨敗し、ペップの監督キャリアワーストを更新する公式戦5連敗を喫した。

 開始13分でジェームズ・マディソンに先制点を許すと、守備が崩壊。20分に再びマディソン、52分にペドロ・ポロ、90+3分にブレナン・ジョンソンに追加点を浴び、屈辱の大差を突き付けられた。

 クラブ公式サイトによれば、シティ就任9年目のスペイン人指揮官は、試合後に次のように語った。

「0-4で負けたら、トッテナムを祝福する以外に言葉はない。ボールを奪い返すのに手を焼いた。バトルに勝てず、より多くのアクションを起こせなかった。我々は少し考え込んでプレーしているが、それは普通だ。フットボールは気分によるもので、たくさん勝てば、自信が生まれる。プレミアリーグで3連敗すれば、いつだって少しそういう状況になる」
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 グアルディオラ監督はそのうえで、「8年間ここにいる以上、遅かれ早かれ落ちることも分かっていた」と口に。こう付け加えた。

「もちろん、プレミアリーグで3連敗するとは思っていなかった。我々は常に下降を予期していたけど、信じられないほど安定していたからね。フットボールでも人生でも、時にはこういう出来事を起こる現実を否定できない。私たちはこれほど多くの連敗に慣れていない。特に次の試合では、状況を変えるために全力を尽くさなければならない」

 次節はチャンピオンズリーグのフェイエノールト戦を挟み、リバプールとのビッグマッチだ。直近7年で6度プレミアリーグを制している不世出の常勝軍団は、輝きを取り戻せるか。それとも一時代の終焉へのカウントダウンはより加速してしまうのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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