【たくろう赤木の面白いとこ#59】巨人の面白いとこ

お金が厳しくなったので積立NISAを解約しました。
毎月5,000円を8ヶ月、40,000円積み立てて、40,396円になって返ってきました。
可愛かったです。

どうもうな重ことたくろうの赤木です。

僕は子供の時から巨人ファンです。
父が巨人ファンで家でずっと巨人戦見てたので僕も巨人ファンになりました。

巨人の中でも清原が好きでした。
部屋には清原のカレンダーを飾ってました。
過ぎた月は破るタイプのカレンダーだったのですが捨てるのはもったいないので部屋の天井に張り付けていました。
なぜ天井だったのかは覚えてませんが、とにかく天井一面に清原がいました。
部屋を清原プラネタリウムにしていました。

そんな空間をデザインしていた僕が巨人の面白いとこを紹介します。

1つ目の面白いとこは9連覇してた時代があるとこです。

信じらません。
小学校入学から中学卒業まで毎年優勝していたということです。

もし僕が巨人以外のファンだったら小3でアンチ巨人になって、小5で「もうええわ」と言って、中2で「そんなことより恋がしたい」と言い出すと思います。
逆に巨人ファンでも結局中2で「そんなことより英語むずい」ってなると思います。

なんせ9回も連続で優勝したらマンネリ化してあきられてしまいそうです。しかし巨人はずっと大人気でした。
「巨人・大鵬・卵焼き」と昭和の人気のあるものの代名詞でした。
王さん長嶋さんという大スターを筆頭にチーム一丸となって9年間ずっと卵焼きと競り合ってたのが1つ目の面白いとこです。

2つ目の面白いとこは大失敗ネーミングです。

阪神のジェフ・ウィリアムズ、藤川、久保田のリリーフ陣の頭文字を取った「JFK」という愛称が流行った数年後、巨人はスコット・マシソン、山口鉄也、西村健太朗のリリーフ陣に「スコット鉄太朗」と名付けました。

なぜこんなことになってしまったんでしょうか。
なぜとっとこハム太郎をもじろうと思ったのでしょうか。
彼らとハム太郎になんの関係があるのでしょうか。

宿敵である阪神のJFKをマネしてると思われたくなさすぎて訳分からなくなってしまいました。
成績的にはJFKと遜色ないし、個性的な3人だったのでもっと人気が出てもよかったのですが、奇妙なネーミングすぎて全然浸透しませんでした。

あまりにももったいない。
「Mr.Children」を「桜井ズ」って名前にしちゃってる感じです。
「サカナクション」を「クリエイティブ軍団」って名前にしちゃってる感じです。
そんな明らかな大失敗ネーミングが2つ目の面白いとこです。

3つ目の面白いところはクライマックスシリーズの増田が良すぎたとこです。

子供の頃は松井のホームランとか、上原の奪三振とか、清原の乱闘とか、とにかく派手なプレーが好きでした。高校生くらいになると代走鈴木の正面への内野ゴロで本塁生還とか、代打大道の詰まりながらライト前タイムリーとか渋いプレーの良さが分かるようになり、ついに今年は守備固め増田の素早いバント処理が1番好きなプレーになりました。

クライマックスの負けたら終わりの試合の1点差の8回で出たプレーでした。
野球中継は基本的にピッチャーとバッターにアップした映像で、打った瞬間に引きの画に切り替わります。
この場面もバントした瞬間に引の画に切り替わるのですが、引きの画になった時にはもう2塁に投げてました。
何年も野球中継見てきましたが、あんな早いバント処理初めて見ました。
あの場面でそれをやってのけたことにシビれました。

今年はテレビでやってる巨人戦はほぼ全試合みましたが、バンド処理で今年で1番興奮しました。
オコエのサヨナラホームランをギリギリ上回りました。

増田はいぶし銀の極みみたいな選手です。
プレーはもちろんのこと経歴もいぶし銀です。
大学を中退した後1回大工さんになってます。
大工さんになった後、独立リーグでプレーして、巨人に育成契約で入団しています。
前例のない大工さんを挟んでるプロ野球選手です。

ちなみにうただの宮本の同級生らしく、宮本は大工さんをしている増田を見たことがあるそうです。
うただの宮本自体がかなり芸人の中でいぶし銀な存在なのでなので、いぶし銀の増田の建設作業ををいぶし銀の宮本が見てる時間というのはかなりいぶし銀タイムだったんだろうなと思います。

以上が巨人の面白いとこです。

敬称略で書きました。人名の後は「さん」や「選手」が付いてると思ってください。
宮本は付けなくていいです。
後輩だから。