円安、物価高で値上げが相次ぐ中、やよい軒の「すき焼き定食」が、お手頃価格で美味しいと大バズりしている。
冬の定番メニューである「すき焼き定食」は、甘めのタレが染み込んだたっぷりの牛肉と野菜、讃岐うどんが入った贅沢な一品。価格は昨年まで950円だったが、今年は110円値上げされ1060円になった。大台に乗ってしまったのは残念だが、圧倒的なボリュームとご飯おかわり自由なため、しっかりお腹が満たされると好評だ。
「すき焼き定食」の人気ぶりは、SNS上でも話題になっている。Xではやよい軒のアルバイトと見られる女性が「これのせいでバックヤード永遠に白菜切ってる」と告白。リンク先にはアツアツのすき焼き定食の写真が紹介されている。
この女性は「チゲ鍋定食も始まるので宜しければお近くのやよい軒へ」と店をアピールしつつも「みんなの健康のために10代女子がバックヤード駆けずり回って山積みの白菜切ったりキロ単位の米炊いてることに思いを馳せて欲しいですね」「みんなの健康のために白菜切るのは意義のある仕事」と、アルバイトに意気込みを見せている。
冬のこの時期はやよい軒の他にも、吉野家「牛すき鍋膳(877円)」、すき家「牛すき鍋定食(890円)」、ほっともっと「牛すき焼き弁当(720円)」など、すき焼きメニューが豊富だが、ご飯おかわり無料はやよい軒と吉野家のみで、大食い勢から圧倒的な支持を集めている。
やよい軒では19日より新商品「チゲとから揚げの定食(1020円)」「辛旨チゲとから揚げの定食(1090円)」が発売されており、味比べを楽しむ客も多いようだ。
本格的な味わいですき焼きメニューのトップをひた走るやよい軒。すき焼き好きにはたまらないシーズンの到来だ。
(ケン高田)