約2割がした、知らない人からの「SNSのDM」への対応　面倒なことにも…

SNSを利用していると、たまに知らない人からDMが送られてくることもあるだろう。怪しいものは反応しないのが得策だが、なかには律儀に返信した経験がある人も…。

■約2割「知らない相手のDMに返信」

Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女652名を対象に「DMへの返信」に関する意識調査を実施したところ、全体で21.9%の人が「知らない相手からのSNSのDMに返信した経験がある」と回答した。

全体的には少ないが、知らない人からのDMに返信する人も一定数はいるようである。

■若い男性に多い傾向

性年代別では、10〜20代の男性が圧倒的に多くなっている。そもそもSNSを頻繁に利用している人は若い世代に多いので、割合も高くなるのだろう。

また女性のほうが少ないのは、知らない人からの出会いを求めたDMなどに警戒する気持ちが強いからかもしれない。

■DMで仲良くなった人が…

知らない人からのDMに返信した経験のある20代男性は、「以前ですが、知らない人からいきなりDMが来たんです。最初は怪しいかなって思ったんですがメッセージ内容がとてもフレンドリーで、共通の趣味もあるようだったので、つい返信してしまいました」と当時を振り返る。

最終的には怪しい勧誘だったようで、「そこから話が進んでいくと、相手がビジネスの話題を出してきたんです。そこでこの人はネットワークビジネスに引き込もうとしていると感じて、そのままブロックしました。そのようなことがあってから、知らないDMは無視するようにしています」と後悔を述べた。

■よくわからないDMは無理

よくわからないDMは基本的に無視している20代女性は、「SNSで知らない人からDMが来ても、基本的に無視するようにしています。まったく知らない男性から、馴れ馴れしい感じのメッセージが届くこともあります。そんな人とは会いたいとも思わないので、返信は絶対に返しません」と話す。

さらに続けて、「SNSは便利ですが、ネット上での関係は顔が見えないだけにリスクがあると思うんです。それに一度返信してしまうと、相手も『いけるかもしれない』と思ってさらにDMが送られてくるでしょう。そういうのが、面倒なので…」と強い気持ちを語った。

（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）

【調査概要】

方法：インターネットリサーチ

2024年10月2日～2024年10月7日
調査対象：全国10代～60代の男女652名

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