『世界最強タッグ決定リーグ戦2024』名古屋国際会議場(2024年11月24日)
Bブロック公式戦 ○宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJr.vs黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾×
宮原&スミスが黒潮&立花を脱落に追い込む3勝目でBブロック首位に浮上した。
Bブロック内で優勝候補筆頭と目されるのがエース・宮原と三冠王者・スミスのスペシャルタッグ。開幕2連勝と快調に飛ばしたが、前日の所沢大会で本田&綾部に初黒星を喫した。4戦目となったこの日は黒潮&立花と激突。立て直しに成功した。
試合はシリアスモードの黒潮&立花の奮闘もあって熱戦となった。序盤こそスミスが二人まとめてノーザンライトスープレックスで投げるなど先手を取り、主導権を握ったが、トーキョーヤンキースも負けてはいない。黒潮がコーナー最上段からのトペコンヒーロを放ち、続けて立花がノータッチトペコンヒーロを発射。黒潮が雪崩式アストロシザースで宮原を叩き落とすと、黒潮がトラースキック、立花がスピアー、えびす落としと攻めまくった。
スミスが高速パワースラムで二人をなで斬りにし、雪崩式アバランシュホールドで立花を叩き落としたが、宮原のシャットダウンが不発に終わると、立花がエルボーを乱れ打ち、丸め込みを連発。黒潮がバズソーキックで援護射撃すると、合体イケメン落としも決まった。
あわやの場面の連続となったが、宮原はスタンドブラックアウトで立花を鎮圧。スミスがひねりを加えたバックドロップで援護射撃に出る。さらに宮原がブラックアウトをぶち込み、シャットダウンの構え。黒潮が立花の足にしがみついてもスミスが引き離してブルドッグボムを敢行。その横で宮原がシャットダウン・スープレックス・ホールドを爆発させ、必殺技競演で勝負を決めた。
宮原&スミスが熱戦の末にトーキョーヤンキースを撃破して3勝目。勝ち点を6に伸ばし、Bブロック首位に浮上した。公式戦は残り2試合。次戦は11・30大阪大会で光留&宮本戦を控える。この日も二人は「最高!」&「I LOVEゼンニッポン!」の絶叫リレーで締め。決勝トーナメントが視界に入ってきたとあって、宮原は「獲ったぞ3勝目。さあ、Bブロック。俺らが完全単独首位だろ? なあ、プロレスファンよ。名古屋の皆さんは満場一致で優勝決定戦の舞台に勝ち上がるチームは宮原健斗とデイビーボーイ・スミスJr.とおっしゃったな。満場一致だ」と断言。スミスも「普段はおとなしいかもしれないし、優しいかもしれないが、一度リングに上がると、ゴールドがかかっているとき、チャンピオンシップがかかっているとき、トーナメントがかかっているとき、俺は土佐犬になって、誰が相手でも噛みついてやるからな」とブルドッグのごとく吠えまくった。
一方、黒潮&立花は4敗目を喫して2点止まり。残る公式戦は12・1米子大会の青柳&阿部戦のみで、これに勝利しても首位グループの6点には届かず。脱落が確定してしまった。
【試合後の宮原&スミス】
▼宮原「OK! 名古屋、俺らが3勝目だ。獲ったぞ3勝目。さあ、Bブロック。俺らが完全単独首位だろ? なあ、プロレスファンよ。名古屋の皆さんは満場一致で優勝決定戦の舞台に勝ち上がるチームは宮原健斗とデイビーボーイ・スミスJr.とおっしゃったな。満場一致だ。次はどこだ? そうだ、ネクストタイム大阪だ。いいか、大阪、関西のプロレスファンよ。俺らのスペシャルタッグを観に来いよ。優勝だ」
▼スミス「いいか、君たちが見ているのは最強ガイジンと、最強日本人だ。そして俺は日本の最強のペットである土佐犬のようなものだ。俺は危険だぞ。普段はおとなしいかもしれないし、優しいかもしれないが、一度リングに上がると、ゴールドがかかっているとき、チャンピオンシップがかかっているとき、トーナメントがかかっているとき、俺は土佐犬になって、誰が相手でも噛みついてやるからな。次は大阪だ。サイラス、ハートリー・ジャクソン、誰であろうと関係ない。俺たちがナンバーワンになるよ」
▼宮原「いくぞ、大阪! I LOVE!」
▼宮原&スミス「ゼンニッポン!」
▼宮原「待ってろよ、大阪」
