『世界最強タッグ決定リーグ戦2024』名古屋国際会議場(2024年11月24日)
Aブロック公式戦 ○安齊勇馬&ライジングHAYATOvs芦野祥太郎&田村男児×
HAYATO&安齊が芦野&田村を破って3連勝。決勝トーナメント進出圏内で最終公式戦を迎えることになった。
開幕2連敗を喫したHAYATO&安齊だが、2連勝で巻き返して後半戦に突入。5戦目となったこの日は芦野&田村と対決した。
二人を待っていたのは苦闘。安齊が芦野のアンクルロックにしばし捕まって苦もんし、田村にはダンロックで絞め上げられてしまう。HAYATOがカットに飛び込んでも芦野&田村のサンドイッチエルボーで撃退され、ショートレンジラリアットを連打された安齊は前のめりに倒れ込んだ。
ピンチを迎えた安齊だったが、HAYATOがスワンダイブ式ミサイルキックを放つ好フォロー。すかさず安齊がジャーマンで田村をぶん投げた。安齊のジャンピングニーとHAYATOのトラースキックを同時に放って芦野を蹴散らし、HAYATOがスワンダイブ式プランチャで分断すると、最後は安齊がジャンピングニーからのギムレットで逆転勝利を決めた。
HAYATO&安齊が苦戦の末に芦野&田村を撃破して3勝目。勝ち点を6に伸ばし、Aブロック2位に位置した。公式戦は12・5新木場大会の関本&真霜戦を残すのみ。他チームの得点状況次第だが、決勝トーナメントに生き残るには勝利しかない。
「俺は田村&芦野組のああいうバチバチの痛いプロレス、めっちゃ好きだぞ。またどこかでやりたい」と話した安齊は「首の皮一枚繋がってる状態だった俺たちが今日これで2位ぐらいまで浮上したんじゃないか? 最後あと1試合、必ず勝って俺とHAYATOさんが優勝決定戦進みます」と宣言。HAYATOは「2位はうれしいよ。でも、まだ今回、俺の手で1個も勝ててないんでね」と複雑な思いを口にし、「後輩にいつも助けてもらってたらかっこ悪いから。あんまり先輩後輩とか言いたくないけど、たまにはかっこつけるよ。楽しみにしてて」と自力勝利を誓ってみせた。
