Saramonicの「WiTalk9」はIBC2024で発表され、Inter BEE 2024のワタナベ楽器店ブースで注目を集めているワイヤレスインカムシステムだ。1.9GHz帯を採用することで2.4GHz帯に比べて電波干渉を受けにくく、安定した通信を実現。さらに、全二重通信により、まるで対面で会話しているかのような自然なコミュニケーションが可能だ。
チャンネル数は9で、複数の受信機を接続するためのハブが不要なため、セットアップが簡単だ。さらに、最大4セットを接続することで、30人までのグループ通話が可能となる。
ノイズキャンセリング機能は、マイクからのノイズを効果的に抑制し、クリアな音声を実現する。ライブ会場など騒がしい環境下でも、クリアな音声でコミュニケーションが可能だ。ノイズキャンセリングの「強」「弱」は、状況に合わせて調整できる。競合製品と比較して、このモデルはノイズキャンセリング機能が非常に充実している点が特徴だ。
価格に関しても4人用を販売店で調べてみると、WiTalk9は税込122,300円。Solidcom C1は税込137,060円。C1よりも若干やすい点も魅力だ。