現地時間11月24日に開催されたプレミアリーグ第12節で、菅原由勢が所属する最下位のサウサンプトンは、遠藤航が所属する首位のリバプールとホームで対戦。先制を許した後、一度は逆転に成功するも、2-3で接戦を落とした。
地元メディア『Daily Echo』によれば、ラッセル・マーティン監督は試合後、「私の一番の気持ちは、失点に対するフラストレーションと失望だ。あまりにもお粗末だ。失点の質が悪すぎる」と訴えた。
確かに失点シーンはいずれもいただけないものだった。
30分に自陣ゴール前でのパスミスから先制点を奪われれば、2-1として迎えた65分に1本のロングパスからあっさり同点被弾。そして83分、途中出場直後の菅原がペナルティエリア内で痛恨のハンドを犯してしまい、PKで決勝点を浴びた。
【動画】決勝点となるPKを献上した菅原の痛恨ハンド
もっとも、PK判定は菅原をはじめ、サウサンプトンにとっては不運で、厳しいものとなった。日本代表DFはクロスを処理しようと、バウンドしたボールを胸でトラップするも、その後に手に当たってしまう形でハンドを取られてしまったのだ。
プレミアリーグのマッチセンターは、公式Xで「スガワラのハンドに対するレフェリーのPK判定をVARがチェックし、故意にボールに向かって腕を動かしたことが確認された」と説明したが、マーティン監督は全く納得していない。「ボールに向かって腕を動かしているとは思えない」と言い放った。
次節は11月29日、三笘薫を擁するブライトンと敵地で相まみえる。10敗目を喫したものの、勝点24差のリバプールを苦しめたサウサンプトンは、2勝目を挙げられるか。今回は最終盤に数分のみ実現した日本代表対決にも期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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