今年も「関西演劇祭」各賞が決定! アンバサダー・伊原六花も満足「これからの演劇の“推し活”に力が入ります」

観客賞には福田麻貴(脚本・演出)のつぼみ大革命

「審査員特別賞」は、劇団☆kochoの桜さがみ氏が受賞。桜氏はプレゼンターの板尾から盾を受け取ると、「40年間、演劇をやってきて初めて報われた気がします」と感極まった様子。

板尾は「劇団って続けるのが本当に大変で、やめようかとか、いろいろあると聞きます。そのなかで40年間きっちりやられてきたという、尊敬に値する方です」と称賛しました。


出典: FANY マガジン

そして「観客賞」に選ばれたのは、つぼみ大革命。脚本・演出を務めた3時のヒロイン・福田麻貴は「アイドルグループということで、ふだんは(自分たちのことを)観に来るお客さんの前でライブをすることが多いんですけど、つぼみ大革命を知らないお客さんの前で演劇をやらせていただくのは初めて。手応えあり!ということで、観客賞をいただけてよかったです」と語りました。

板尾は「観客賞は接戦で、最終日まで結果がどうなるかわからなかったですが、つぼみ大革命はオンライン投票数がすごかった。これも時代というか、『いまだな!』と思いました」としみじみ。


出典: FANY マガジン

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MVO(最優秀作品賞)はエンニュイ!

そして、最優秀作品賞の「MVO(Most Valuable Opus)」に選ばれたのは、エンニュイ! 「ベスト演出賞」も受賞した長谷川氏が代表してスピーチに立つと、ともに演劇祭に参加したすべての劇団を称えました。

「いろんな劇団の方がいて、僕らは殺陣なら勝てないし、人情劇でも勝てないし、だから僕らがたまたま獲ったという感じだと思います。皆さん素敵でした」

プレゼンターを担当したアンバサダーの伊原は「長谷川さんのすごくおもしろい脚本と、どこまでが演出でどこまでが皆さんのアイデアなのかという自由度の高い展開、あとは役者の皆さんの解像度の高さ。すべてのクオリティがすごく高くて、『いいものを観たな』というのが、いちばんの感想でした」と振り返りました。


出典: FANY マガジン