F1ラスベガスGPで、マックス・フェルスタッペンが2024年のドライバーズタイトルを2戦残した状態で確定させた。フェルスタッペンにとっては2021年から続く連覇を4に伸ばし、通算4度目のタイトルを手中に収めた。
これでフェルスタッペンは、アラン・プロストとセバスチャン・ベッテルにタイトル獲得回数で肩を並べることになった。
プロストは、1980年にF1デビューを果たし、1985年、1986年、1989年、1993年の4回チャンピオンに。タイトル獲得年に引退した数少ないドライバーのひとりでもある。一方のベッテルは2007年にデビューし、2010年から2013年にかけて、フェルスタッペンと同じレッドブルで4連覇を果たした。それぞれのタイトル獲得時の所属チームと成績は以下の通り。
■アラン・プロスト
王座1回目:1985年マクラーレン・TAGポルシェ(PP2回・優勝5回)
王座2回目:1986年マクラーレン・TAGポルシェ(PP1回・優勝4回)
王座3回目:1989年マクラーレン・ホンダ(PP2回・優勝4回)
王座4回目:1993年ウイリアムズ・ルノー(PP13回・優勝7回)
■セバスチャン・ベッテル
王座1回目:2010年レッドブル・ルノー(PP10回・優勝5回)
王座2回目:2011年レッドブル・ルノー(PP15回・優勝11回)
王座3回目:2012年レッドブル・ルノー(PP6回・優勝5回)
王座4回目:2013年レッドブル・ルノー(PP9回・優勝13回)
なおF1で4回以上のタイトルを獲得したのは、フェルスタッペンで史上6人目。5回以上チャンピオンになっているドライバーは3人で、ミハエル・シューマッハー、ルイス・ハミルトン(共に7回)、ファン・マヌエル・ファンジオ(5回)だ。