トルコでお金が無くなってしまった私→救いの手を差し伸べてきたのはまさかの!?【世界を旅する私の話(7)】
トルコでお金が無くなってしまった私→救いの手を差し伸べてきたのはまさかの!?【世界を旅する私の話(7)】
今回は、世界一周旅行中に滞在したトルコで涙した出来事です。
トルコ滞在の最終日。
イスタンブールから夜行バスでヨーロッパに移動する日でした。
少し早めにバスターミナルに着いたので、夕食を食べようと思ったのですが、予想以上に小さいバスターミナルでレストランもなく、あるのは小さな売店のみでした。
これから別の国に行くので、トルコリラの現金はほぼ全部使い切ってしまっていたのですが、売店はまさかの現金のみ対応!
仕方なく持っている現金でなんとか買えそうな物を品定めしていたその時です。
売店のおじさんが、チーズの入った美味しそうなホットサンドをこっちに見せながら「コンニチハ~。うちのホットサンドは美味しいよ!食べていきなよ!」と話しかけてきました。
とってもおいしそうなホットサンドでしたが、値段をみると私の手持ちでは全く足りない金額…。
しょんぼりしながら「Sorry. 他の国に行くからお金使っちゃって現金はこれだけしか持ってないの…。この1トルコリラで買えるパンはある?」と恥を忍んで聞いてみました。
すると、売店のおじさんは「oh…いいよ!お金はいらないからホットサンド食べていきな!」と、お金を持っていない私にホットサンドをタダでくれたのです!!!
トルコでお金が無くなってしまった私→救いの手を差し伸べてきたのはまさかの!?【世界を旅する私の話(7)】
感謝を伝えたくてトルコ語で「ありがとう」と何度も伝えると、更にドリンクまでサービスしてくれた売店のおじさんの優しさに思わず涙がこぼれそうになりました。
おじさんとはつたない英語での会話だったのですが、ニコニコしながら何度も「ジャポーン・ジャポーン(日本)」と言っていたのを今でも
それからバスに乗るまでの時間、日本の写真やトルコ旅で撮った写真を見せながら話をしてすごく楽しい時間を過ごすことができました。
トルコはきれいな場所がたくさんあり、ご飯も美味しく大好きな国でしたが、最終日にとても親切にされたことで私の中での印象がさらに素敵になった事は言うまでもありません。
私も困っている外国の方に日本で出会ったら、すぐに助けてあげられる人になりたいなと思った出来事でした
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