本日11月25日に『正反対な君と僕』のアニメ化が発表され、「君と僕」というワードがトレンド入りしました。しかし、それによって別作品のファンを困惑させる事態になってしまったようです。
原作者の阿賀沢紅茶先生によるお祝いイラスト
【画像】内容は「完全に別物です(笑)」 こちらが勘違いされちゃったアニメです(3枚)
自分の知ってる「君と僕」じゃなかった?
本日2024年11月25日に、ウェブコミック配信サイト「ジャンプ+」にて連載されていた『正反対な君と僕』(作:阿賀沢紅茶)が最終回を迎えました。また同日にアニメ化が発表され、ネット上では「君と僕」というワードがトレンド入りするほど盛り上がっています。
『正反対な君と僕』は、空気を読んじゃう女子高生「鈴木みゆ(鈴木)」と、自分の意見をはっきり言える物静かな男子高生「谷 悠介(谷くん)」にを中心とした、高校生のピュアな恋愛模様が描かれる物語です。
ラブコメといえば、好きあっている男女のつかず離れずな関係性にヤキモキしながら読むイメージが強いでしょう。しかし『正反対な君と僕』では第1話から告白から付き合うまで描かれます。話の中心はあくまでラブコメですが、いつも明るい鈴木の苦悩やウソのない谷くんの言動に心が浄化されたような感覚を得られる作品です。
「次にくるマンガ大賞」や「このマンガがすごい!」などでも受賞経験のある作品で、年齢問わず多くの読者を獲得しているため、アニメ化に期待が高まります。
ただその一方で、「君と僕」と略される別作品のファンが「再びアニメ化されたの?」と困惑する様子が見受けられました。特に困惑していたのは『君と僕。』と『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』のファンのようです。
まず『君と僕。』は堀田きいち先生によるマンガを原作とした作品で、幼稚園から仲の良い男子高校生4人+転校生ひとりの日常を描く物語です。
そして『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』は細音啓先生によるライトノベルを原作とした作品で、科学技術が発達した帝国の剣士「イスカ」と、超常の力を駆使し魔女の国と畏怖されるネビュリス皇庁の王女「アリスリーゼ」を中心としたバトルファンタジーです。
『正反対な君と僕』と比べると、『君と僕。』は学園物ではあるもののラブコメではなく、『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』は恋愛要素はあるもののファンタジーやバトルといった要素が『正反対な君と僕』と異なります。2作品ともすでに2期までアニメ化がされていたこともあり、ネット上では「え、なんで再びアニメ化?」「いまさらやるの? と思ったら違う作品か……」と困惑する様子が見受けられました。
余談ですが、すでにアニメ公式ホームページが公開されている『正反対な君と僕』は、サイトをスクロールすると鈴木と谷くんが「出会える」粋な演出も施されているようです。アニメでは、鈴木と谷くんがどう動くのか、キャスト発表なども見逃せません。