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【動画】予選3番手の角田裕毅、スタート直後は3位をキープ!
【動画】レッドブルのシートを争うローソンとペレスが接触… F1ラスベガスGP決勝が現地11月23日に行なわれ、ドライバーズランキング首位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が5位フィニッシュを果たし、4年連続4回目のドライバーズチャンピオンに輝いた。
【動画】角田裕毅がマックス・フェルスタッペンの4連覇を祝福する瞬間 今季は第10戦スペインGPまで7勝と例年のごとく圧倒的な成績を収めていたフェルスタッペンだったが、急激に戦闘力を増したマクラーレンを中心に度々速さを見せてきたフェラーリやメルセデスの先行を許すレースが続き、10戦連続で未勝利と苦しい時期を過ごした。
ランド・ノリス(マクラーレン)がランキングで猛追してくる中でも、フェルスタッペンは着実にポイントを重ね、アメリカGPスプリントではP1を獲得、前回のサンパウロGPでは天候と赤旗を上手く利用し17番手スタートから劇的な優勝を飾るなど、マシンの性能差を凌駕する走りでチャンピオンに王手をかけていた。
専門メディア『motorsport.com』によれば、フェルスタッペンはチャンピオン獲得後に、シーズンの70%の期間で最速のマシンを持っていなかったと主張。マクラーレンのマシンに乗っていたとしてもタイトルを獲得できたか聞かれると「そうだね。もっと早くにね。もっと差をつけていただろう。(フェラーリでも)ほぼ同じだったと思う。メルセデスは違うかな。それはもっと難しいことだったと思う」と答えた。
また同メディアは、ノリスがキャリア初優勝を飾ったマイアミGP直後に、マクラーレンのザック・ブラウンCEOが「彼(フェルスタッペン)は圧倒的な強さを誇るレッドブルでなければタイトルを獲得できない」「レッドブルのマシンであれば6~7人のドライバーがタイトルを獲得できる」と発言したことを紹介。その際にフェルスタッペンは「そういうことは、僕のモチベーションになるだけだよ。人々が批判的だったり、僕が最高のクルマでしか勝てないと思っているなら、僕は彼らが間違っていることを証明するよ」と返していたという。
構成●THE DIGEST編集部