「非常に失望している」サラーの“残留オファーなし”発言にリバプールOBが苦言「利己的だ。自分のことばかり考えている」

 リバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏が、モハメド・サラーの発言に苦言を呈した。英公共放送『BBC』が報じている。

 今季もすでにプレミアリーグで二桁得点を達成しているサラー。11月24日に行なわれた12節・サウサンプトン戦(3-2)でも2得点で勝利に貢献したが、試合後には自身の去就に言及。現行の契約は2025年6月までのエースは「もうすぐ12月に入るけど、まだ残留のオファーは来ていない。だから残留よりも退団だろうね」と話した。

 さらに「残留したい?」と問われれば、「長年このクラブにいる。こんなクラブは他にないよ。でも結局は僕の手には負えない。前にも言ったように、重要なのは12月で、将来についてはまだ何も聞いていない」と明かした。
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 一連のコメントに、キャラガー氏は「非常に失望していると言わざるを得ない」と、スカイスポーツのマンデーナイトフットボールに語ったという。

「彼がコメントを出し続けて、代理人が謎めいたメッセージを出し続けるなら、それは利己的だ。それはサッカークラブのことではなく、自分たちのことばかりを考えている」

 BBCによれば、リバプールではサラーだけでなく、トレント・アレクサンダー=アーノルド、フィルジル・ファン・ダイクとの契約も満了。キャラガー氏は「リバプールにとって重要なのは、彼らの将来ではない。プレミアリーグで優勝することだ」と、古巣のタイトル奪還を強く望んでいるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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