生地の毛羽立ちも少なくなり、色落ちの夜明け前といった感じ。
バックヨークの縫製部分にはパッカリングが生まれ、そこに沿って色落ちがうっすらと生まれてきた。綿糸で縫われているので糸が洗濯によって縮んで生地が引っ張られているからこそ生まれるディテール。その凹凸によって凸部分には色落ちが生まれ始めている。ヴィンテージと同じ縫製ならでは。
バックポケットを見ると先月よりは毛羽立ちが減ったが、まだ毛羽感は少し残る。普段ここにレザーのロングウォレットを入れているけれど、まだポケットにはウォレットのアタリなどは生まれていない模様。
ポケット内に入れたスマホなどのモノの出し入れをすることが多いフロントポケットの縁は普段の摩擦が多いのか、早くも生地のパッカリング部分に色のメリハリが生まれてきた。色のコントラストで、見た目の立体感が出てきたぞ。
フロントの腿部分の生地。まだヒゲやヒゲ落ちなどは生まれていないけれど、よく見るとタテ落ちがうっすらと生まれてきている。ライトオンス生地なので、いったいどういう経年変化をするのか不明だったけど、ヴィンテージデニムのようなタテ落ちは生まれそう。期待が高まる。
裾部分はユニオン・スペシャルのチェーンステッチで裾上げしたことで、雰囲気のあるパッカリングが生まれているけれど、まだ目立った経年変化が見られない。サイドシームにあるセルビッジ部分にはうっすらとアタリが生まれているけど色落ちはまだこれから。
バックセンターのベルトループは普段のバックパックの使用で摩擦が多いので色落ちが進行。こすれる部分から色落ちしていくことは明らか。ウエスト部分もオーバーサイズをベルトで締めて穿いているせいか、パッカリングが生まれている。
【基本データ】
トータル穿き込み期間:約3カ月
穿き込み頻度:週6日程度
トータル洗濯回数:裾上げ後に1回(製品ワンウォッシュ時を含めず)