1980年代は、バブル景気の到来により空前の高級車ブームが訪れた時代。曲面を取り入れたボディデザインや、電子制御部品の採用など、機能・性能面でも大きな飛躍を遂げました。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の70代男性を対象に、「1980年代登場のトヨタ車で憧れるのは?」というテーマでアンケートを実施しました。
1980年代に登場したトヨタ車のうち、70代の男性から「憧れる」と支持されているのは、どの車種だったのでしょうか。それでは、ランキングを見ていきましょう!
第2位:ソアラ
第2位は「ソアラ」で、得票率は11.2%でした。1981年に発売された高級乗用車で、車名は「最上級グライダー」に由来しています。
そんなソアラは、初代モデルにブロンズガラスやデジタルメーター、4輪ベンチレーテッドディスクブレーキなど、先進的な装備を採用していました。2代目モデルでは、240馬力を発生する3Lツインカムターボエンジンを搭載。また、一部のグレードでは、スペースビジョンメーターやエレクトロマルチビジョンが装備されるなど、当時最新の技術が詰め込まれていました。
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第1位:クラウン
第1位は「クラウン」で、得票率は14.7%でした。1955年から発売されている高級乗用車で、1980年代には6代目・7代目・8代目モデルが販売されていました。
そんなクラウンは、7代目モデルに付けられたキャッチコピー「いつかはクラウン」が有名です。1988年9月に発売された8代目モデルでは、日本初のトラクションコントロールを採用した他、上級モデルにエレクトロマルチビジョンや後席用カラー液晶テレビの設定がありました。また「ロイヤルサルーンG」と「アスリートL」にはワイドボディも用意。当時はバブル景気ということもあり、月間販売台数で一時カローラを上回ったこともありました。