モラント復帰のグリズリーズがブレイザーズに快勝!4試合ぶり出場の河村勇輝は1アシスト<DUNKSHOOT>

 現地時間11月25日(日本時間26日、日付は以下同)、メンフィス・グリズリーズは本拠地フェデックス・フォーラムでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦し、123-98で圧勝。河村勇輝は第4クォーター終盤にコートに立ち、1アシストをマークした。

 グリズリーズはこの日、股関節の負傷で8試合を欠場していたジャ・モラント、食中毒で4試合離脱のマーカス・スマートがともに戦列に復帰。先発はモラント、デズモンド・ベイン、ジェイレン・ウェルズ、ジャレン・ジャクソンJr.、ブランドン・クラークが務めた。

 ティップオフからグリズリーズはベインの3ポイント、モラントの3点プレーなど8-0とスタートダッシュに成功。モラントは第1クォーターで8得点とオフェンスを牽引すると、36-24と12点リードでスタートした第2クォーターには豪快なダンクを含む12得点をマークし、前半で20得点を奪取。エースの活躍でグリズリーズは65-54とリードを保って後半戦へ。
  グリズリーズは第3クォーター序盤、シュートが不発でブレイザーズに点差を詰められるが、ジャクソンJr.の3ポイント、ウェルズのレイアップで再びリードを2桁に。中盤以降はルーク・ケナードやスマート、サンティ・アルダマらベンチ陣の奮闘もあり、92-75と17点差をつけた。

 第4クォーター開始早々、グリズリーズはジャクソンJr.とケナードの連続3ポイントで20点以上の差をつける。その後も攻撃の手を緩めずリードを広げていくと、会場からは“We want Yuki”のチャントが起こった。

 そして河村は残り3分43秒、116-90の場面でファンの大歓声を受けてコートへ。残り2分にファウルで相手にフリースローを献上するも、1分32秒に素早いパス回しでジョン・コンチャーの3ポイントをアシスト。次のオフェンスでは右コーナー付近から3ポイントを放ったが、惜しくも決めることはできなかった。

 11月27日のデンバー・ナゲッツ戦以来4試合ぶり、今季10試合目の出場となった河村は3分43秒のプレータイムで無得点、1アシスト、1ファウル、3ポイント0/1というスタッツだった。

 グリズリーズは復帰したモラントが23分間の出場ながら22得点、11アシストのダブルダブル、ジャクソンJr.が21得点、6リバウンド、3ブロック、ベンチからアルダマが13得点、17リバウンド、ジェイ・ハフが12得点、ケナードが11得点、ジェイク・ラレイビアが8得点、5リバウンド、5アシストをマークした。

 今季成績を11勝7敗としたグリズリーズの次戦は27日、ホームでデトロイト・ピストンズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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