26日放送『ぽかぽか』(フジテレビ系)で寒暖差のある冬の脱衣所・風呂場など起きる「ヒートショック」の予防・対策法を解説。MCのフリーアナウンサー・神田愛花らを唸らせた。
■この日は「いい風呂の日」
放送日の11月26日は語呂合わせで「いい風呂の日」。番組では「お風呂の疑問スッキリ解決SP」と題し、風呂の専門家でもあるお風呂ドクター・早坂信哉氏とお風呂ソムリエ・松永武氏を招き、入浴・風呂に関する知識を学んでいった。
約10年前の調査によると年間19,000人が入浴中に亡くなっている。冬にとくに気をつけなければならないのが、居室と脱衣所・風呂場の寒暖差による血圧変動で起きる健康リスク「ヒートショック」だろう。
そこで早坂氏が「ヒートショック診断テスト」を実施。「お風呂に入る前より出たあとに水分を取る」「お風呂場が寒くても我慢する」「あつあつの湯船に浸かる」など10項目に神田ら出演陣が答えていった。
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■安全に入浴する5カ条
診断テストの結果、神田とハライチ・澤部佑は「◯」が7個だったが、5個以上が丸だとヒートショック予備軍だと明かされる。
早坂氏は、高齢者でも安心して入浴できる「安全にお風呂に入る5カ条」を紹介。「脱衣所とリビングの温度差5℃以内」「入浴前に水分補給する」「いきなり湯船に入るのはNG」「湯船から立つときに冷たいもの(水や手すり)を触る」と解説されていく。
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■お湯をためるときの注意点
この5カ条のなかで神田らが盛り上がったのが「お湯をためるとき○○をしない」という条項。神田は最初、風呂場の湯の勢いが弱まるとの理由で「(台所でお湯を使う)洗い物をしないです」と回答し笑いを誘う。
正解が「フタをしない」だったため、神田らは「なんで?」と困惑。早坂氏は「フタをすると湯気が立たないんですよ、簡単に言うとですね。フタをわざと開けていただきますと、お湯を入れていただくと湯気が立つので浴室が暖まるんですよ」と解説し、「ちょっとここはケチらないでぜひフタを開けていただきたい」と主張した。
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■視聴者も「参考なるー」
浴室の温度を上げるためには、あえて「湯張り時にフタをしない」のが重要なようだ。視聴者からもヒートショックに関するさまざまな声が寄せられている。
「自分も気を付けてるけど親がお風呂入るときすごい気を遣う 何かあってからじゃ遅いから」「ぽかぽか参考なるー! フタしないほうがいいんだ!」「今は浴室暖房もあるけどあれ微妙だからフタ開けるだけの方がいい」といった声が散見されていた。
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)