冬ならではの静けさや雪景色が織りなす風情は、多くの人々の心をひきつけます。ねとらぼでは、2024年11月9日から11月16日にかけて「冬に行きたい現存天守12城は?」というアンケートを実施していました。
「冬に行きたい」と票を集めた現存天守12城はどこだったのでしょうか。それでは、ランキングを見ていきましょう。
第2位:弘前城
第2位は、「弘前城」です。1611年に完成した弘前城は、津軽氏の居城として築かれ、廃藩までの約260年にわたり津軽藩政の中心地として機能しました。
そんな弘前城では、毎年2月に「弘前城雪燈籠まつり」を開催。園内には約150基の雪燈籠や雪像が並び、明かりのともったミニかまくらや雪像が幻想的な雰囲気を演出します。さらに、2024年12月から2025年2月まで、弘前公園の外濠で「冬に咲くさくらライトアップ」を実施予定。桜色にライトアップされた弘前城を見ることができます。
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第1位:松本城
第1位に輝いたのは、「松本城」でした。戦国時代に築かれた深志城が前身とされており、長い歴史を誇る松本城。「姫路城」「彦根城」「犬山城」「松江城」と並び国宝に指定されている五つの城の一つであり、現存する五重六階の天守としては日本最古とされています。
松本城の天守の壁面は、上部が白しっくい、下部が黒漆塗りの板で仕上げられ、白と黒のコントラストが際立つデザインが特徴。背景に広がる北アルプスの山々と、堀に映る天守の姿が織りなす風景は、絶景との評判です。
冬には真っ白な雪と漆黒の城壁のコントラストがより一層際立ち、訪れる人々の心をひきつける美しさを見せてくれます。