ファミリースキー場である湯沢中里はフリーライディングこそが面白い

昔はファミリーなイメージ。でも今はそれだけじゃない。

最近の中里の変革ぶりに、学生時代から中里を知る村山将大からは喜びの声が上がった。

「中里といえば昔はファミリースキー場のイメージでしたが、今はファミリーももちろん楽しめつつ、フリーライドみたいなアクティブな滑りもできるんで、楽しめる客層が広がった気がしますよね。中里は昔からとにかく雪が多いんですよ。その特徴を生かした非圧雪エリアがあって、ジャンプできるだけの地形変化が豊富なのが中里の面白さです。

とくに23-24季にFWT ZONEにできたウッドレールとウッドジャンプは最高ですね。雪がランディングにたくさんあればトリックもかけられるし、練習にもなります。このような攻めたコンテンツを作ってくれるスキー場は今なかなかないじゃないですか。だから、僕らにとってはすごくありがたいですよね。中里にはじめて来るお客さんでもわかりやすいセクションがあってくれて助かるんじゃないですかね。

ウッドジャンプで豪快なジャンプとグラブを決める村山
中里は非圧雪コースが5本もあるので、十分満足するまでパウダーを楽しめる
それぞれの非圧雪コースの間にはツリーランエリアが広がる
非圧雪コースやツリーランエリアは急斜面なので、スピードをつけてスプレーをあげたりジャンプしたりと自由度が高い

あと、ポイントとしては、第一リフトや第二リフトに乗っているときに非圧雪エリアの斜面状況をチェックできるのがありがたいんですよね。どこを滑るか、どこが飛べそうか、ランディングはどうか? が滑る前にチェックできて、間違いないラインを滑ることができるのが嬉しいんですよ。コレ、滑り手だったら重要ですよね。この非圧雪エリアとジャンプをリフト回しできるのは最強ですよ」

ツリーランエリアの登場やフリーライドコンペティションの誘致。そして、新設されたウッドレールセクションなど、毎年進化が止まらない中里。徐々にそのポテンシャルが知れ渡ってきた。雪が降ったら、中里へ。滑り尽くせないほどのパウダーを堪能してほしい。

今回訪れたライダー
(左)星 宏樹:南魚沼で滑り続け、地元の山々で滑ったフィルミングやフリーライドのコンペティションなどに出場し活躍中。
Instagram:@hiroki_nuts
(右)村山将大:南魚沼出身のアルマダライダー。パークやバックカントリー、ストリートなどで撮影をし、SNSに映像配信している。
Instagram:@murayamashota

■Information

湯沢中里スノーリゾート
〒949-6103 新潟県南魚沼郡湯沢町土樽5044-1
公式サイト:https://www.yuzawa-nakazato.com/winter/
公式SNS:Instagram|Facebook|X|YouTube|LINE