11月26日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグエリートのリーグステージ第5節で、3勝1分で首位のヴィッセル神戸は、1分3敗で12チーム中11位のセントラルコースト・マリナーズと神戸市御崎公園球技場で対戦した。
ガンバ大阪を1-0で下した3日前の天皇杯決勝から、先発を大幅に変更。大迫勇也、武藤嘉紀、酒井高徳らはベンチ外となった。
鋭い出足を見せる神戸は開始4分、汰木康也が蹴ったCKから、岩波拓也が完全フリーでヘディングシュートを放つも、枠を捉えきれない。
以降も押し気味に進め、40分に先制する。汰木のFKにニアで反応した岩波がフリックし、菊池流帆がヘッドで叩き込んだ。
1-0で折り返すと、59分に広瀬陸斗が絶妙なクロスでオウンゴールを誘い、リードを2点に広げる。
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しかし、64分に左サイドからのクロスに対応した山口蛍が、誤って自分たちのゴールにクリアしてしまう。珍しい“連続オウンゴール”で2-1となる。
流れが悪くなるなか、74分にベイリー・ブラントマンに浴びたシュートが、ブロックに入った菊池に当たってゴールイン。同点に追いつかれる。
それでも81分に勝ち越しに成功。佐々木大樹がやや距離のある位置から思い切りよくミドルシュートを放つと、18歳の守護神ディラン・ペライッチカレンの手を弾き、ネットを揺らした。
このまま3-2でタイムアップ。神戸が苦しみながらもオーストラリア王者を下し、首位の座をキープした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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