アメリカの女性受刑者が、男性受刑者との間に“一度も会わず”妊娠、出産した。
現在、第2級殺人罪でフロリダ州の刑務所に収監されているデイジー・リンク(29歳)は、驚きの妊娠の経緯についてこう語る。
「意外な展開もいいところです。皆が私に言います。これはまるでライフタイム・ムービー・ネットワーク(女性を対象とした番組制作のテレビ局)のものみたいだとです。この子は奇跡の赤ちゃんです。祝福です。私は(相手の男性に)会ったことがありません。一度も。クレイジーですよね」
リンクは赤ちゃんの父親と関係を持ったことがない自分について「聖母マリアのようだ」とし、妊娠方法について「通気口からです」と告白、
相手の男性は同じく受刑者のジョアン・デパズ(24歳)で、ジョアンは自分の精液を毎日何度もラップフィルムにつけて1か月間通気口から送っていたという。
デバズはこう語る。
「友人の一人が教えてくれた通気口からのやり方を彼女に伝えました。通気口はL字型をしていて、彼女の部屋からペンを投げると、それが私の部屋に落ちてきます。私は精液をラップフィルムに入れ1日5回、1か月間送り続けました」
そしてデイジーはこう続けた。
「彼は精液をタバコのように丸めて、紐に取り付け私が引っ張るのです。それを性器カンジダ症のアプリケーターの中にいれて、自分に投与しました」
医師らは、この方法で妊娠する確率は5%以下と回答、今年6月に女の子の赤ちゃんがジャクソン記念病院で誕生し、母親となったリンクは、「うまくいったことが信じられません。全てのことには理由があるんだと思います」と続けた。