様々なSNSが普及したほか、スマホで誰でも高画質な動画や写真が撮影できるようになったいま、気をつけたい問題が…。以前、パリ五輪バドミントン混合ダブルスで銅メダルを獲得した五十嵐有紗さんも実体験を明かし、話題になりました。
■隣に座った若い女子たちが…
注目を集めたのは、今年10月放送の『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)に、五十嵐さんが出演したときのこと。
五十嵐さんは「京都に行こうと思って新幹線に乗ったんですけど…」と切り出し、新幹線のグリーン車に乗ったときのことを回顧。すると、通路を挟んだ隣の席に座った若い女性たちが、スマホで「動画をこうやって」撮影を始めたといいます。
五十嵐さんは「映っちゃったりしたら嫌だなと思って」とっさに顔を隠したそうですが、「モヤッとしました」と吐露。
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■「BeReal.来た!」で撮られまくる
この問題には、タレントのなえなのさんも「私も映り込みめっちゃ嫌で…」と深く共感。
とくに、若い世代で流行っている「BeReal.(ビー リアル)」というSNSは、アプリから通知が届いた瞬間にその場で写真を撮って共有するため、「近くにBeReal.やってる人がいたら一斉に写真を撮り始める」「四方八方から撮られまくる」といいます。
なえなのさんは「それがすごい嫌で、『BeReal.来た!』って声が聞こえたら、走って逃げるか、しゃがんで隠れるかして…」と苦悩を明かしました。
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■およそ5割、映り込みが心配になった経験
そこで、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女621名を対象に意識調査を行ったところ、全体で53.8%が、五十嵐さんやなえなのさんと同じように「公共の場で写真や動画を撮り始めた人がいて、自分が映り込んでいないか不安になったことがある」と回答。
男女別に見ると、男性46.3%に対して女性は61.9%と女性のほうが高い割合に。
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■ネットでも「恐怖」「やめてほしい」
この映り込み問題については、インターネット上でも「どこかれ構わずカメラ構えるのまじでやめて欲しいーーー映り込みとかほんま勘弁なんやけど」「道端でTiktok撮るの映り込み怖いからやめてほしい」といった投稿がチラホラ。
なかには、「カメラ角度的に絶対あたし映り込んでるんよ」「横のテーブルの人らが動画撮っててまじ映り込み恐怖すぎて嫌」と、飲食店などで嫌な思いをしたというユーザーも。昨今では、他の客の映り込みに配慮するよう注意書きをする飲食店も見受けられるようになりました。
周りの人が映り込んでしまうような場所では控えるなど、改めて周囲への配慮を心がけたいですね。
(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年11月6日~2024年11月11日
調査対象:全国10代~60代の男女621名