日本代表は、6節を終えた北中米ワールドカップ・アジア最終予選で、5勝1分け・22得点2失点と他の5チームを圧倒。2位のオーストラリアに9ポイント差をつけて首位を独走し、本大会出場権に王手をかけた。
米大手スポーツチャンネル『ESPN』は、そんな日本代表に関する記事を掲載。その中で、「メンタリティ」をポイントのひとつに挙げ、「日本サッカーは常に敬意と謙虚さをアイデンティティにしてきた。だがおそらく、本当にベストになるには、ある程度の冷酷さも必要だ」と指摘した。
「謙虚であることは、どんな相手でも倒せると信じることを阻むわけではないはずだ。たとえ試合前に公言することはなくても、ピッチに立ったらそう示さなければならない。ここまでのアジア予選では、変化に向けて有望な兆しが見受けられた」
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同メディアは「日本のプレーには自信が感じられる。良い意味で、少し傲慢さが窺える」と続けた。
「中国に7得点、インドネシアに4得点を挙げて勝利した時も、結果がすでに確実だったときでさえ冷徹だった。まるで、ペダルから足を外すことが、何よりも対戦相手に対して失礼であるかのようだった」
国民性もあり、これまで不足していた良い意味での冷酷さが備わってきているとみているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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