「世界最高の選手」称賛相次ぐ田中碧を同僚のイタリア代表FWがベタ褒め! 地元メディアは引き抜きを警戒「プレミアクラブも注目するだろう」

 リーズに所属する田中碧は11月24日、チャンピオンシップ(イングランド2部)の第16節スウォンジー戦で、勝利に貢献する働きを高く評価された。

 イーサン・アンパドゥとイリヤ・グルエフが相次いだ負傷離脱したのを機に、レギュラーの座を手にした田中は、スウォンジー戦で9試合連続となる先発フル出場を果たした。チームは4-3で勝利。サンダーランドやシェフィールド・ユナイテッドとポイントで並び、首位に浮上している。

 先制を許したセットプレーでの守備対応に批判もあったが、全般的な田中のパフォーマンスには大きな賛辞が寄せられた。採点記事で9点をつけた地元メディアもあり、OBのジャーメイン・ベックフォードは「まったくファンタスティック」と絶賛だ。

 チームメートからも称えられている。リーズ専門サイト『Leeds United News』によると、決勝点をあげたイタリア代表FWウィルフリード・ニョントは、SNSでのやり取りで田中を「世界最高の選手」と評した。
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 同メディアは「ダニエル・ファルケ監督が2023年夏に就任して以降のベスト補強はタナカではないかとのもっともな議論がある」と報道。「圧倒的にタナカはファルケにとって最高のビジネスだ」と称賛している。

 さらに、パス成功317本とボール奪還31回が11月のイングランドのトップ4リーグにおけるMFで最多の数字というデータを紹介。「(デビューしてから)バターを切るナイフのように溶け込んだ」と続けた。

「リーズでのタナカのスタートに、プレミアリーグのクラブたちは注目するだろう。特にリーズが昇格できなければ、彼を望むかもしれない」

最後に、Leeds United Newsは田中とリーズの契約が2028年までであることを伝え、「それよりもずっと長くリーズに残ってくれることが願われる」と締めくくった。

 先発に定着してから一貫して評価を高めている田中は、どこまで飛躍できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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