本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女一匹の“ほぼリアタイ”ドタバタルポです。 商店会は末端社会の縮図。次から次へと巻き起こるトラブルや人間関係は、どこぞの職場や家庭で見たような光景ばかり…。

商店会には「お手本シニア」も「残念シニア」も生息中



茶屋店主らしく、テラスのハーブを摘み、それをお茶にして飲む。おじさまにまみれて発生した負の感情もお茶が解消してくれる。どんとこーい。(写真:著者、無断転載禁止)

 たかがQRコード、されどQRコード。新しいものに出会った時、教えてくれればやってみようと考えるポジティブおじいちゃまと「そういうのやらない」って言うネガティブじーさん、商店会は両方の種族の生息地だ。

 商店会活動を通じてシニア層と接することが多くなったせいで、自分が年を取ったらこんな感じになりたいな、というぼんやりとした未来像が描きやすくなった。

 いつでもポジティブで明るいおじいちゃまは若者を応援し、いつも前向き。愛されキャラ。反対に諦めてしまう残念じーさまは、そのネガティブさにより、周りにだんだんと面倒くさがられ孤立していく。

 やはり、私も、目指すところは愛されおばあちゃま。残念ばーさんにならないよう日々精進せねば…。

 現在、大学院で学んでいるけれど、月に一度の商店会連合の会合の方が勉強になること多いかもwww

 次回(#9)へ続く。

(フィッシュバーン真也子/コラムニスト)