東京・上野に店を構えて70年以上が経ち、アメ横でアメカジシーンを牽引してきたヒノヤ。そんなヒノヤからテーラー東洋とロッキーマウンテンに別注したスカジャンとダウンベストが遂にお披露目。これは見逃せない!

Mid 1950s Style Velveteen Souvenir Jacket “ROARING TIGER × LANDSCAPE”


リバーシブル裏面

ヒノヤ75周年記念を祝して製作された特別な1着がこちら。

テーラー東洋(東洋エンタープライズ)の前身の会社「港商商会」は、戦後にスーベニアジャケットをはじめとした衣料品を米軍基地へ納入していたことで知られ、現在もスカジャンの文化を継承すべく、半世紀以上にわたり多くのスカジャンを製作している。

今回、テーラー東洋で別注したこのスカジャンは、咆哮する虎を描いた1950年代中期のヴィンテージを見事に復刻。ヴィンテージスカジャンの中でも多く見られる虎柄の中でもレアとされる、岩場を駆け抜け獲物に飛びかかろうとする一瞬を描き出したテーラー東洋でも初となるデザインだ。

リバーシブル面は日本を象徴とする富士山や美しい風景を描いたランドスケープ柄。周年記念モデルに相応しい豪華絢爛なスカジャンをお見逃しなく。9万7900円


ヴィンテージにある希少なデザインで獲物を捕える瞬間の虎を描いている。ダイナミックな体躯や虎斑(とらふ)と呼ばれる縞模様は、イエローとブラックににブラウンの色糸を足すことでリアルに表現。遠くから見ても迫力を感じる理由には、繊細なディテールがあってこそ

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HINOYA EXCLUSIVE MODEL DOWN VEST

ロッキーマウンテンの代表作とも言えるダウンベストも今回の周年に合わせて別注。レザー、表地、裏地の配色をヒノヤがオーダーした特別仕様のモデルだ。イエロー×ブルーの鮮やかなカラーリングが冬のコーディネイトの差し色となってくれるだろう。

表地と裏地にはロッキーマウンテン復活の際に開発された特注の70デニールナイロンタフタを使用。生地の機密性を高めるシレー加工を施すことにより、防水性を保ちながら、通気性も確保している。

また、ダウン自体に撥水加工を施したヨーロッパ産の撥水ダウンを使用することで、水に弱いというダウンのデメリットを克服し、なおかつ軽量。悪天候でも保温力をキープしてくれるので、タウンユースでもアウトドアでも気温が低い日の頼れる相棒になること間違いなし。6万4900円


ファスナー付きの内ポケットが搭載。ヴィンテージに見られる上下ともに止め金具付きのファスナーを使用している


ナイロン素材のモデルに付くハンドウォーマーポケット。内側で2層に分かれているので、細々したモノを収納するのに最適


ダウンベストの特徴でもある一枚裁ちのヨークレザーはタンニンとクロムのコンビネーションなめしを施しているので、革本来の自然な風合いに加えて強度も誇り、経年変化をじっくり楽しむことができる