NHK連続テレビ小説『おむすび』にて、結(橋本環奈)と同じ班の「モリモリ」こと森川(小手伸也)が、模擬カウンセリングの授業で“強烈キャラ”に豹変し、その演技力がXで反響を呼んでいる。
■「本気でやってね」と言われ…
結たちの担任・桜庭(相武紗季)の授業で、「栄養士と病院食を食べたがらない患者」という設定で模擬カウンセリングが行われ、桜庭の指名で佳純(平祐奈)が栄養士、森川が入院患者に扮することに。
桜庭の「本気でやってね」との言葉に「本気で…」とつぶやいた森川は、佳純になぜ病院食を残したのか聞かれると「うまくねえからだよ!」と怒鳴る。普段の穏やかで礼儀正しい様子から“豹変”した森川に佳純はギョッとし、教室内もザワつく。
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■じつは元演劇部
桜庭に促され、佳純がおびえながら話を続けようとするも、森川は「味はしねえし見た目悪りいしよ、これ姉ちゃんが作ったんか、おおん?」とブチ切れる。
あまりの迫力に佳純が「ギブで…」と訴えると、森川は「何かやりにくかったですか?」と素に戻る。佳純から「演技うますぎてドン引きしたんやけど…」と聞き、森川は「学生時代、演劇部だったもので、芝居となるとつい…」と恐縮する。
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■「スゴイ!」「最高だった」
45歳という年齢で、当初は結らに講師と勘違いされた森川は、不動産会社の元営業マンという過去や、会社を辞めて居酒屋でアルバイトをしながら学校に通っていること、結らと同世代の娘がいることなど、パーソナルな情報が次第に明らかに。
新たに「元演劇部」という過去が明らかになり、Xでは「それにしてもモリモリ面白いな。引き出しどれだけあるねん」「モリモリの演技力がスゴイ!」「普段礼儀正しく、娘世代の同級生達に気をつかって学生生活を送っているモリモリが、ここぞとばかりにガラの悪い入院患者を演じるの最高だった(笑)」と驚く声があがった。
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■「味わい深い」「締まっていい」の声も
また、「人には一見ではわからない経験や実績や隠し芸があるのね。45年も生きてきたからね」「『脱サラ栄養士モリモリ』の観点で観ると、元スポーツ選手や、医者の娘、彼氏が社会人野球選手のギャルなど、多彩な女性たちのいる栄養士学校の中で、脱サラした中年の自分がどうやって栄養士になるのか、という味わい深いストーリーになる」との見方も。
小手の多彩な演技に、「おむすびにおける小手伸也さん演じるモリモリ、漫画版孤独のグルメ第1話のおしんこみたいに、ドラマ全体がいい感じに締まっていい」「やっぱ小手さんのモリモリから目が離せないわ〜。何かやってくれる」「モリモリは完全に小手さん当て書きだよね(笑)学生時代の演劇部ほんとにやってそうだからウケる」といったコメントも見受けられた。
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■森川が“豹変”
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)