現地時間11月26日(日本時間27日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズはNBAカップの3試合目を迎え、敵地フットプリント・センターでフェニックス・サンズと対戦。100-127で完敗を喫し、今季成績をウエスタン・カンファレンス5位タイの10勝7敗(勝率58.8%)とした。
両軍のスターターは、レイカーズがオースティン・リーブス、キャム・レディッシュ、八村塁、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの5人。対するサンズはタイアス・ジョーンズ、デビン・ブッカー、ユスフ・ヌルキッチに加え、欠場していたブラッドリー・ビールとケビン・デュラントが戦列に復帰し、ビッグ3が揃い踏みとなった。
タレント軍団同士の激突は、序盤から一進一退の攻防が続く。第2クォーター中盤にサンズが一時9点のリードを奪ったものの、リーブスやデイビスの連続得点でレイカーズがすぐさま逆転。一方のサンズもビッグ3やルーキーのライアン・ダンが躍動してリードを奪い返し、62-60で前半を終えた。
しかし第3クォーターに入ると、エンジン全開となったブッカーに導かれ、残り5分半にサンズがこの試合初の2桁差となる11点のリードを奪取。前試合のデンバー・ナゲッツ戦に続き、またも後半に失速するレイカーズを尻目にその後も猛攻を仕掛け、98-78と大量20点差をつけた。
何とか反撃の糸口を掴みたいレイカーズだが、流れを変えることはできず、残り4分に主力を下げて白旗。これで3連敗、また得失点差で大きくマイナスを計上したこともあり、NBAカップの成績をグループ3位の2勝1敗とした。
足首の故障から復帰2戦目の八村は、第1クォーター残り8分36秒、左エルボー付近にドライブしプルアップジャンパーをヒット。さらに残り6分14秒にはレブロンとの合わせでゴール下で加点、第2クォーター残り7分半には倒れ込みながら左コーナーからの3ポイントを沈めてみせた。
ただ、第3クォーターはシュートを決められず無得点、第4クォーターは出番が与えられず。最終的なスタッツは、23分8秒のプレータイムで7得点(フィールドゴール3/8、3ポイント1/4)、1リバウンド、1アシストだった。
レイカーズの次戦はバック・トゥ・バックで27日、敵地フロストバンク・センターでサンアントニオ・スパーズと対戦する。厳しい日程ではあるが、連敗を3で止めることができるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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