「M-1王者と同じプレッシャーがかかっていた」
2年連続で営業回数トップに輝いたジョイマンですが、実は今年の上半期の発表では、グランジ・大に次ぐ2位。そこから見事に逆転し、鬼越トマホークやミサイルマン・西代洋を僅差でかわして、王者の座を防衛しました。そんなジョイマンに、2連覇の喜びを聞きました。
――「営業-1グランプリ」の連覇、おめでとうございます!
池谷 今回は本当にわからなかったんですよ。1位になれると思っていなかったので、めちゃくちゃ嬉しかったですね。今年もチャンピオンを防衛できてホッとしました。
高木 上半期は2位だったからね。昨年チャンピオンになって、毎回の営業にもプレッシャーがかかり、M-1の王者が感じる気分を味わっていたので。
池谷 スケールは100倍違うと思うけど(笑)。
高木 それを耐えきっての2連覇は、本当に爽快感がすごいです。
出典: FANY マガジン
――前回は圧勝でしたけど、今回は2位の鬼越トマホークと接戦でしたね。
高木 だから、来年は本当にどうなるかわからなくなりますね。
池谷 たったの2回差ですからね。来年は勝てるかわからないんで、とにかく2025年の営業では「ありがとうございました」と「またよろしくお願いします」をひたすら言おうと思っています。
高木 そういうところからだからね、営業は。頭を下げた回数にかかってくるから。
池谷 そうそうそう! 2連覇すると、そのあたりがおろそかになっちゃう可能性があるんで。
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先輩には言えない「グリーン車乗車」
――昨年、チャンピオンになったことで、なにか変化はありましたか?
池谷 新幹線の移動がグリーン(車)になったんですよ。それはありがたいんですが、先輩方には言いづらくて。
高木 言えなかったね。
池谷 夏の営業で先輩のムーディ(勝山)さんと一緒になったときに、ムーディさんがグリーンに乗る僕らを見かけたらしいんです。それからずっとモヤモヤや悔しさを抱えていたらしく、先週ようやく「グリーンおめでとう」と言ってもらいました。
高木 「グリーンおめでとう」と言えるまでに4カ月ぐらいかかったみたいですね。それは申し訳ないことをしたなと思いました。
池谷 でも「営業-1グランプリ」を獲れば、そういういいことがあるというか。今年、CMが決まったこともそうですけど。
出典: FANY マガジン
――吉本興業では賞レースのチャンピオンを獲ればグリーン車に乗れると聞きますが、「営業-1グランプリ」も同じ扱いなんですね。
高木 そうですね。吉本的にも注目しているということですから、本当にありがたいです。
池谷 後輩によく言われるのは、「ジョイマンさんが営業で仕事を増やして豊かになっていくのを見ると、営業を頑張ろうと思います」という言葉。そういうのを言われると、営業を頑張ってきてよかったなと思いますね。