都内でおすすめ! 1日たっぷり遊べるルートは?

●葛飾柴又寅さん記念館へ



 映画『男はつらいよ』は、子供のころに何のためらいもなくテレビの放送で見ていたものです。確か、お正月とか年末とかの休みだったのかなあって思います。そんな記憶を呼び起こしてくれる感じの展示があるのが葛飾柴又寅さん記念館です。

 くるまやは、映画の撮影で実際に使用されたのセット移設された展示なので凄く良かったです。さらに、ここにもジオラマ模型がありスモールワールド東京からの流れとしても相性が良いと思いました。

 近未来や空想の世界のジオラマから、懐かしい日本の風景のジオラマを1日で出会えるなんて中々いいルートだと思っています。そして、さらに感動したのは「永遠に未完」ということで、記念館は3年に1度リニューアルをしていました。直近では、2022年4月にリニューアルしていて、開館以来、8度目とのことです。中でも、私たちが心に残ったのは「帝釈人車鉄道」の客車の再現です。

人が鉄道を押して移動することは知らなかった

 人が鉄道を押して移動する交通手段が過去にあったことは、全く知りませんでした。客車に乗って記念写真を撮ることができるので、フォトスポットです。もう一つは列車の車内を再現し、窓枠はモニターで寅さんの旅の名場面や啖呵が映し出されるのも心に残ります。

人が鉄道を押して移動することは知らなかった

 何か疲れた心をちょっとだけ温かくしてくれる空間で、記念館を出るときはほっとした気持ちに包まれました。

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●最後は羽田空港へ



 さあ、最後は羽田空港を目指します。国際線ターミナルなんて一度も行ったことないし、わくわくしながら車は空港に向かって走ります。夕日の空港と夜景を見る事を想定していたので柴又でもゆったり時間を過ごせたのも良かったです。

 目的地は羽田エアポートガーデンにして、高速で移動。混雑しているとネットでは出てたパーキングも、すぐに止めることができました。ここまででもかなり歩いていたので、羽田でどのくらい歩くのかも正直、不安でしたが、色んな店があり店を見て歩いていたら、あっという間に空港の展望ロビーまで移動できました。

 流石にインバウンド需要が多く、出発ロビー近くのレストラン街は海外の人で凄い混雑でした。値段を見てびっくりしましたが、皆さん気にせず利用していました。展望ロビーで飛行機の発着などを見てから、流石に疲れたので休むところがないかなあっと歩いていたら、プラネタリウムが投影されるカフェにたどり着けました。「プラネタリウム スターリー カフェ (PLANETARIUM Starry Cafe)」です。

 投影中は飲食できませんが、その前後に食事やドリンクだけでも可能なお店でしかも入れ替え制ではなさそうで、ここでもゆっくりと時間を過ごすこともできます。投影時間も長くないので15分程度からもっと短いショートのプログラムもあり、食べたり、ゆっくりしたりできます。

 といっても、あまりゆっくりすると疲れで寝落ちしそうだったので、体を休めていよいよ夜景&夕食に向かいました。再度展望ロビーを散策し、レストランを探しましたが、さっきも記したように、かなりの値段。これはエアポートガーデンに戻って、フードコートで食事しようってことになりました。

 エアポートガーデンや国際線ターミナルだけでも十分楽しい時間を過ごすことができるので、是非、プラネタリウムも見て散策してみてください。

 夕食はハンバーガーを食べ友人を送って帰宅、9時ごろ家を出て帰宅したのが22時過ぎ。たっぷり1日楽しい時間を過ごすことができました。

夕食はハンバーガー