ダビド・シルバが圧巻1G2A!“偉人結集”のダイヤモンドカップ、「ワールドレジェンズ」対「Jクラシックス」は計7発のゴールショー!

 誰もが知る世界のレジェンドと、名立たる元Jリーガーが集結した『ダイヤモンドカップ・オブ・レジェンド』が11月27日、ニッパツ三ツ沢球技場で行なわれた。

 元ブラジル代表のカカや元スペイン代表のミチェル・サルガド、元フランス代表のロベール・ピレスらを擁する「ワールドレジェンズ」と、日本代表でも活躍した岩本輝雄や松井大輔、久保竜彦らが名を連ねた「Jクラシックス」が相まみえた。

「ワールドレジェンズ」では、ダビド・シルバがキレのあるプレーを見せ、カカが巧みなテクニックを披露し、エドガー・ダービッツがエネルギッシュに動き回る。

 前半29分には先制に成功。フェルナンド・モリエンテスのパスを受けたシルバのお膳立てからピレスが流し込む。その2分後には、モリエンテスの横パスを絶妙なタッチでコントロールしたシルバが追加点を奪う。
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 ビハインドの「Jクラシックス」は反撃。34分に久保のボレーは惜しくも枠を外れ、直後の大久保嘉人のヘディングシュートはジダの好守に阻まれる。試合は「ワールドレジェンズ」の2点リードで折り返す。

 迎えた後半、8分に「Jクラシックス」が1点を返す。ボックス内で松井が粘ってからボールをもらった太田宏介が鋭い一撃を突き刺す。さらに10分、李忠成がヘッドで同点弾、13分に大久保が逆転弾を奪取する。

「ワールドレジェンズ」も意地を見せる。17分、左サイドでカカの縦パスに抜け出したハビエル・サビオラが狙いすましたシュートで逆サイドのネットを揺らし、試合を振り出しに戻す。

 そして29分、勝ち越してみせる。抜群の個人技で敵をかわしたシルバのアシストから、ダビド・トレゼゲが丁寧にフィニッシュ。

 試合はこのままタイムアップ。「ワールドレジェンズ」が4-3で勝利した。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

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