『WORLD TAG LEAGUE 2024』夢メッセみやぎ(仙台市/2024年11月27日)
Aブロック公式戦 ◯ゲイブ・キッド&SANADAvsジェフ・コブ&カラム・ニューマン×
SANADA&ゲイブの“WAR DOGS”コンビがワールドタッグリーグ戦(WTL)Aブロック公式戦で、無傷の3連勝中だったコブ&ニューマン組を撃破。それでも空中分解寸前の険悪ムードが続いている。
リーグ戦直前でSANADAが衝撃のWAR DOGS入り。そのままゲイブとのコンビでWTL出場を果たしたものの、信頼関係ゼロのままリーグ戦へとなだれ込んだだけに険悪ムードを払拭できぬままここまで来た。
4戦目となったこの日は、無傷3連勝とノリにノるコブ&ニューマンのUNITED EMPIREコンビと対決。躍進目覚ましいニューマンがトップロープ超えのトペでド派手に先制した一方で、ゲイブ&SANADAは事あるごとに衝突し、空中分解寸前のまま試合が進んだ。
そして中盤過ぎにはニューマンが再び爆発。キレ十分の動きでゲイブを翻ろうしまくると、鮮やかなオスカッターで飛びつく。キャッチされても強烈なトラースキックやランニングローキック、鋭い旋回式延髄…とゲイブ相手に“キレッキレ”な動きをみせて場内を何度もどよめかせた。
だが、ニューマンが追撃を狙ってゲイブを抱え上げたところでSANADAが間一髪でカット。すかさずゲイブがパイルドライバーでニューマンを突き刺すと、間髪入れずにSANADAがシャイニング・ウィザードを発射だ。続けざまにゲイブが2発目のパイルドライバーで突き刺し、怒とうの畳みかけで一気にニューマンから3カウントを奪い去った。
コブ&ニューマンの連勝を見事に止めて2勝目をつかんだゲイブとSANADAだが、試合後も雪解けムードはなし。噛み合った際の爆発力を証明した形となったものの、SANADAはゲイブを置いてさっさと単身退場し、その後姿をゲイブが苦々しくにらみつけた。
