「チームメイトを輝かせてくれる」モンテディオ山形の渡邉監督がそう絶賛した“陽の空気を纏った選手”とは?

 今季のJ2リーグ、一時は13位に低迷していたモンテディオ山形はなぜ最終的に4位まで浮上できたのか。渡邉晋監督はその理由を次のように述べた。

「(前半戦も後半戦も)ピッチ上のところで大きな変更点はありません。もちろん上手くいかない時期に微調整はして、選手たちに前向きな言葉をかけていましたが、戦い方は全然変えていません。フィフティー、フィフティーのボールを蹴って何かを起こすようなチームではないし、マイボールを意図的に動かして相手の背中を取って点を取るスタンスを貫いたつもりです」

 要するに、“積み上げ”が後半戦の快進撃につながる一因になったわけだ。そして渡邉監督は“途中加入組の効果”にも触れた。

「その積み上げの中に、(土居)聖真、レレ(ディサロ燦シルヴァーノ)、城和(隼颯)が良い形で乗っかってくれた感じです」
 
 なかでも高い決定力を見せつけたのは14試合出場で8ゴールのディサロだ。2年前の22年シーズンにも途中加入で8得点を挙げていたので、渡邉監督は「また山形に来てくれたら点を取ってくれる」と予測しやすかったという。

 人間性も素晴らしいディサロは“陽の空気を纏った選手”で、「チームメイトを輝かせてくれる」(渡邉監督)。彼の立ち振る舞いと言葉が、山形に好影響を与えたと指揮官もディサロの存在を絶賛している。

 陽の空気を作り出すディサロが、J1昇格プレーオフでもチームを牽引するか。非常に楽しみだ。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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