ほんとに4時間で、それぞれ3つのアプリを開発!
第3ラウンドは、わずか15分で『金』について。
あるチームは、『子どものお小遣いの総額を入れて、遊びと、勉強と、貯金に何パーセント入れるかをスライドバーで入力したら、使い道を提案するアプリ』を開発。スライドバーのインターフェイスまで実装されているのがすごかった!
別のチームは、『欲しい年収と、カテゴリーを入れたら、どういうスキルを習得して、どうやって就職したらいいかを教えてくれるアプリ』を開発。これも、ちゃんと動いていて、どんなスキルを身に着けたらいいかのサジェストも正しい気がした。
さらに別のチームは、『散財ギャル』という、『散財をしてしまった時に、その散財を正当化してくれるギャル』を開発。
やけにエヌビディアのGPUについて詳しい『散財ギャル』。
それぞれ、『金』について、3チーム3様のアプローチが行われた。
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次なる一手は……現在検討中!
とにかく、AIが組み合わさったプログラミング教室は、プログラミング教室の域を超えていきなりハッカソンが成立するということに本当に驚いた。
もちろん、そこには清水亮さんという天才モデレーターがいて、集まった女性も、クレバーさと積極性を兼ね備えた素晴らしい人たちだったという条件もあるとは思う。
1人ずつチーム編成を入れ替えていくという清水さんのディレクションもあって、最後には全員が仲良くなって、ここに新しいコラボレーションも生まれそうな予感もあったが、会社以外のコミュニティですぐに仲良くなれない男性と、なれる女性……という違いもここにはありそうだ。
いずれにしても、コロナで少し廃れてしまった『ハッカソン』という文化を再生したい……という清水さんの思いと、AIを使った開発という強力な武器は、両輪として機能しそうだった。次なる『初心者AIハッカソン』はどういうカタチで行われるのか? とても楽しみだ。
(村上タクタ)