現地時間11月27日(日本時間28日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地フロストバンク・センターでサンアントニオ・スパーズと対戦。119-101で勝利し、今季成績をウエスタン・カンファレンス5位の11勝7敗(勝率61.1%)とした。
両軍のスターターは、レイカーズがオースティン・リーブス、八村塁、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの4人に加え、ルーキーのダルトン・コネクトを先発起用。対するスパーズはクリス・ポール、ステフォン・キャッスル、ジュリアン・シャンパニー、ハリソン・バーンズ、ヴィクター・ウェンバンヤマの5人がスターティングラインナップに並んだ。
試合は第1クォーター、ウェンバンヤマの攻守にわたる活躍でスパーズが好スタートを切るも、レイカーズはデイビス、コネクトが躍動しすぐさま逆転。その後も八村、リーブス、ベンチからディアンジェロ・ラッセルらが加点して主導権を握り、58-47と11点のリードを奪って前半を終えた。
第3クォーター、スパーズは3ポイント攻勢で反撃開始。ウェンビー、キャッスル、バーンズが立て続けに沈め、残り6分55秒には4点差まで迫る。レイカーズは過去2試合続けて後半に急失速していること、また連戦で疲労が残ることもあり嫌なムードが流れたが、デイビスやコネクトの活躍、さらにはベンチ出場のマックス・クリスティがこの12分だけで10得点を荒稼ぎし、92-77と逆にリードを広げてラスト12分を迎えた。
第4クォーターもレイカーズ優位の流れは変わらず、レブロンらがしっかりと試合をクローズ。最後まで攻撃の手を緩めず、19点差がついた残り3分33秒の時点でスパーズが主力を下げ白旗。レイカーズが快勝を収め、連敗を3でストップさせた。
八村は第1クォーター残り7分44秒、右ウイングからドライブを仕掛けてキャッスルのファウルを誘い、フリースローを獲得(2本とも成功)。残り5分49秒には再び右ウイングでボールを受けると、ポンプフェイクでウェンバンヤマを跳ばせてワンドリブルでかわし、右エルボーから得意のプルアップジャンパーを沈めてみせた。
第2クォーターは残り2分半、デイビスのアシストを受け右ウイングから3ポイントをヒット。続くオフェンスでもデイビスのパスをゴール下でもらい、キャッスルのファウルを引き出してフリースローを獲得(2本とも成功)、残り2分12秒には素早いトランジションからワンハンドダンクを叩き込み、前半だけで得点を2桁(11)に乗せた。
第3クォーターは残り7分36秒、レブロンのアシストを受け右ウイングから3ポイントを成功。第4クォーターは残り9分半にステップバックで3ポイントを放ちミスするも、オフェンシブ・リバウンドを拾ったレブロンのパスに合わせてゴール下にカッティングし、再びワンハンドダンクを見舞った。
最終的なスタッツは、25分51秒のプレータイムで16得点(フィールドゴール5/9、3ポイント2/4、フリースロー4/4)、5リバウンド、2アシスト、1ブロック。7得点に終わった前日のフェニックス・サンズ戦から見事にバウンスバックしてみせた。
レイカーズの次戦は中1日空いて29日、本拠地クリプトドットコム・アリーナでオクラホマシティ・サンダーと対戦する。ウエスト首位の難敵を相手に勝利することができるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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